34億円左腕カーショー、打者欺く“急ブレーキカーブ”に米愕然「このスイングは…」
米大リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦はドジャースがブルワーズを5-2で撃破。対戦成績を3勝2敗とし、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。エース左腕クレイトン・カーショーが7回3安打1失点で9三振を奪う快投。4回には代名詞である絶品カーブが炸裂。あまりに急ブレーキが利いた“魔球”に打者のタイミングが合わずに空振りを喫した瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンに「球界最高の変化球」「このスイングは…」「何時間も眺めていられる」と興奮を呼んでいる。
7回1失点快投のエースが投じた“魔球”に反響「何時間も眺めていられる」
米大リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦はドジャースがブルワーズを5-2で撃破。対戦成績を3勝2敗とし、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。エース左腕クレイトン・カーショーが7回3安打1失点で9三振を奪う快投。4回には代名詞である絶品カーブが炸裂。あまりに急ブレーキが利いた“魔球”に打者のタイミングが合わずに空振りを喫した瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンに「球界最高の変化球」「このスイングは…」「何時間も眺めていられる」と興奮を呼んでいる。
まるで、白球に意思があるかのように、キュッとブレーキがかかった。カーショーが圧巻の1球を投じたのは、0-1で迎えた4回2死、7番の右打者クラツを迎えた場面だった。
1-1からの3球目、独特の2段モーションから大きく腕を振って投じた。放たれた白球はいったん高く浮き、ホームベース付近でストンと落ちるように勢いが止まり、外角低めへ。18.44メートルの間で生まれたあまりの緩急にバットを振ったクラツも全くタイミングが合わず、ホームベースを通過するより前にバットは空を切ってしまった。
思わず、どよめきが沸き起こったスタジアム。しかし、カーショーはこれくらい当然とばかりに淡々とした様子だった。MLB公式インスタグラムは絶品の“急ブレーキカーブ”の瞬間を動画付きで公開。映像を見た米ファンも驚きの声を続々と上げている。