F1角田裕毅、7位快走をレッドブル重鎮が絶賛「完全に成熟した証明だ」 リカルドには苦言も
自動車レースのF1オーストラリアGPは24日、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで決勝が行われ、8番手でスタートした角田裕毅(RB)は7位に入り、今季初入賞で6ポイントを獲得した。レッドブルのアドバイザーを務める重鎮ヘルムート・マルコ博士も角田の走りを「ノーミス」と絶賛。一方、12位に終わった同僚ダニエル・リカルドには「上手くいっていない」と評価を下した。
F1オーストラリアGP
自動車レースのF1オーストラリアGPは24日、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで決勝が行われ、8番手でスタートした角田裕毅(RB)は7位に入り、今季初入賞で6ポイントを獲得した。レッドブルのアドバイザーを務める重鎮ヘルムート・マルコ博士も角田の走りを「ノーミス」と絶賛。一方、12位に終わった同僚ダニエル・リカルドには「上手くいっていない」と評価を下した。
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王者フェルスタッペン、ハミルトンらがリタイアになる波乱のレース展開。8番グリッドスタートだった角田は冷静に走り切り、8番手でフィニッシュ。レース後にアロンソが降格となったため、7位に繰り上がり6ポイントをもたらした。
ドイツの有料放送局「Sky」は記事でマルコ博士のコメントを掲載。辛口評価を下すことでも知られる人物だが、角田については「第1ラウンドからノーミスだった。彼は非常に安定し好タイムを記録していた。完全に成熟したF1ドライバーであるということの証明だ」と絶賛を送っている。
一方、3戦連続で振るわなかった同僚のリカルドについては「彼は苦戦している」と指摘。今大会は角田がQ3進出を果たしたのに対し、リカルドはQ1敗退。マルコ博士は「この3レース、あまり上手くいっていない。彼には安心して信頼できるマシンが必要だ。少なくともユウキと同じレベルに持ってこられるよう、チームが彼にそれを用意できることを願っている」と苦言を口にした。
次戦は4月5日から鈴鹿サーキットで開催される日本GP。母国での角田のさらなる躍動に期待がかかる。
(THE ANSWER編集部)