大谷と水原氏は「とても純粋な関係性だと…」 3年間見てきた古巣エンゼルス番記者も衝撃隠せず
米大リーグのドジャースは20日、大谷翔平投手の通訳を2018年の渡米時から務めてきた水原一平氏を解雇した。巨額の違法賭博に関与したと複数の米メディアが報じ、球団も21日になって解雇の事実を認めた。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番記者として昨年まで大谷を取材してきたサム・ブラム氏は、米メディアに「私にとっては、ただただ悲しい」と心境を吐露している。
「ジ・アスレチック」のエンゼルス番記者が反応
米大リーグのドジャースは20日、大谷翔平投手の通訳を2018年の渡米時から務めてきた水原一平氏を解雇した。巨額の違法賭博に関与したと複数の米メディアが報じ、球団も21日になって解雇の事実を認めた。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番記者として昨年まで大谷を取材してきたサム・ブラム氏は、米メディアに「私にとっては、ただただ悲しい」と心境を吐露している。
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米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演したブラム氏。同番組公式X(旧ツイッター)が公開した動画の中で、水原氏の解雇について聞かれると、「過去3年間オオタニとイッペイの周りにいたけど、私個人から見て、とても純粋な関係性だと思った。メディア向けに作られた関係などではなくね。だから私としては、この件を知って悲しい」と語った。
ドジャースの広報担当によると、水原氏は20日の試合後、ロッカールーム内での謝罪の中で、全て自分の責任であること、ギャンブル依存症であることを語ったという。ブラム記者は「まだ分からない情報や出てくるべき真実もあるだろう。私の視点から言えるのは、もしこれがギャンブル依存症なのだとすれば、依存症はとても真剣に捉えられるべき病だということ。人間を壊してしまうものだし、人間関係も壊れてしまう」と説明した。
水原氏が解雇されて以降、大谷は公の場で語っていない。ブラム記者は「ある時点で、彼(大谷)もこの件について話さなければいけないだろう。彼ら(球団)がそれを許可することを願うよ」とコメント。「まだ出てこなければいけない情報はたくさんあるけど、私にとっては、ただただ悲しい」と衝撃を隠せない様子だった。
(THE ANSWER編集部)