大谷翔平を「化粧品」広告に起用するワケ 表参道をジャックした“つるつる肌”に込めた狙い
大谷がロッカーに置いているという事実で男性にもアピール
コーセーの担当者は、この事象には想像以上の威力があったと話す。「テレビやSNSを含め、たくさん取り上げて頂けた。世代間の広がりや、これまでなかなかアプローチできなかった男性に関心を持っていただけた」と、これまで化粧品を手に取ってもらえなかった層にアピールできたというのだ。
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さらに次の課題として、商品の機能をしっかりアピールしたいのだという。保湿効果に加え、肌の張りが失われるなどエイジングの悩みにも効果のある美容液をアピールするのにも、大谷が一役買う。
「毛穴が気になったりとか、肌の悩みにはリポソーム。大切な方に使っていただく商品だと伝えたいんです。大谷選手は我々も肌がきれいだなという印象がある。魅力の一つとして引き出してみたい」
アリゾナの強烈な日差しの下での春季キャンプを終えても、大谷の肌はつるつるで張りを保っているように見える。これまで美容液には縁がなかった男性には、何よりのアピールになっているようだ。
(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)