井上尚弥、半世紀前の“伝説の日本人王者超え”を米記者断言「史上最も偉大になる」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦を70秒で突破したWBA王者・井上尚弥(大橋)。日本ボクシング史上類を見ない強さを発揮するモンスターについて、権威ある米ボクシング専門誌「リング」の記者は、半世紀前に一時代を築いた伝説の日本人ボクサーを引き合いに出しながら、「イノウエが日本史上最も偉大なボクサーになる日が来ることに疑いの余地はない」と断言し、絶賛している。
井上が歴代最強へ…「ベストはファイティング原田」という米記者が持論
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦を70秒で突破したWBA王者・井上尚弥(大橋)。日本ボクシング史上類を見ない強さを発揮するモンスターについて、権威ある米ボクシング専門誌「リング」の記者は、半世紀前に一時代を築いた伝説の日本人ボクサーを引き合いに出しながら、「イノウエが日本史上最も偉大なボクサーになる日が来ることに疑いの余地はない」と断言し、絶賛している。
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階級別の世界最強を決めるWBSS。「天下一武道会」とも評される一大トーナメントで、難敵フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をたった70秒でKO勝ちした井上。25歳にして、その強さは日本ボクシング史に刻まれるものとなりつつある。米リング誌のライアン・ソンガリア記者は自身のツイッターで、こう投稿した。
「私の意見では、日本のボクシング界のベストはファイティング・ハラダだ。ナオヤ・イノウエが日本史上最も偉大なボクサーになる日が来ることに疑いの余地はないだろう」
日本初の世界フライ級・バンタム級の2階級制覇を達成し、海外で最も評価の高い日本人ボクサーの一人であるレジェンドを引き合いに出しながら、井上が1960年代に活躍したファイティング原田氏を超えるような存在になるとソンガリア記者は投稿。海外記者から見ても、日本ボクシング界における貴重な才能であるとみている。
WBSSでも優勝大本命に推されている井上。準決勝は来春に予定され、ラスベガス、ロサンゼルスの米西海岸が候補に挙がっているが、モンスターは日本のファンにどんな夢を見させてくれるだろうか。
(THE ANSWER編集部)