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小祝さくら、観客どよめくバーディーで首位浮上も「全然イメージ通りでは…」 鈴木愛と2週連続のV争い

女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×ENEOS第2日が16日、鹿児島高牧CC(6456ヤード、パー72)で行われ、首位と4打差の9位で出たツアー通算9勝の25歳・小祝さくら(ニトリ)が4バーディー、ノーボギーの68で回り、通算7アンダーで竹田麗央、鈴木愛と並んで首位に浮上した。「イメージ通りではなかった」と笑った17番のチップインバーディーで追いついた。最終日は悪天候が予想されるが、「難易度が上がるので集中力も上がる」と前向きに挑む。

小祝さくら【写真:Getty Images】
小祝さくら【写真:Getty Images】

Vポイント×ENEOS 2日目

 女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×ENEOS第2日が16日、鹿児島高牧CC(6456ヤード、パー72)で行われ、首位と4打差の9位で出たツアー通算9勝の25歳・小祝さくら(ニトリ)が4バーディー、ノーボギーの68で回り、通算7アンダーで竹田麗央、鈴木愛と並んで首位に浮上した。「イメージ通りではなかった」と笑った17番のチップインバーディーで追いついた。最終日は悪天候が予想されるが、「難易度が上がるので集中力も上がる」と前向きに挑む。

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 ギャラリーを沸かせた。小祝は前半をイーブンで終え、11番パー4から3連続バーディーと勢いに乗った。迎えた17番パー3の第2打。残り14ヤードから放ったロブショットがワンバウンドしてカップイン。どよめくギャラリーに小さくお辞儀をし、笑顔でボールを拾い上げた。

「イメージより3ヤードくらい奥に落ちた。全然イメージ通りではなかったです」

 初日、第2日ともに前半の1~9番をイーブンパーで終えた。「噛み合わなかった」と振り返ったが、後半にスコアを伸ばしている。

 2021年は悪天候の中で行われた最終日に2アンダーで回り、逆転優勝。今大会も17日の最終日に雨風が予想されている。「もともと追い詰められた方が良い時が多い。悪天候の日は難易度も上がるので集中力も上がるのか」。合格したプロテストの時も振り返り「初日は80位くらいで、そこから何とかまくって」と自信を覗かせた。

 勝てば節目のツアー通算10勝目。首位で並ぶ前週優勝の鈴木とは、2週連続の最終日最終組で優勝争いとなる。「今週はリベンジできるように頑張りたい」。おっとり系の25歳が持つ勝負強さに注目したい。

(THE ANSWER編集部)

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