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フェデラー完敗も 英紙特集「負けてもハッピーな理由」 本人が語ったワケは?

男子テニスの上海マスターズは13日、シングルス準決勝で世界2位のロジャー・フェデラー(スイス)が同19位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)に4-6、4-6で敗退。最後は21歳新鋭の鮮烈なパッシングショットに動けず、試合は決着した。ATP公式中継サイト「テニスTV」は、その瞬間を動画付きで公開し、反響を呼んだが、敗れた王者に対して英メディアは「上海マスターズで負けてもハッピーな理由」と題し、特集を組んでいる。

上海マスターズは準決勝敗退のロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】
上海マスターズは準決勝敗退のロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

21歳チョリッチにストレート負け、それでも「実際のところ嬉しい」と前向き

 男子テニスの上海マスターズは13日、シングルス準決勝で世界2位のロジャー・フェデラー(スイス)が同19位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)に4-6、4-6で敗退。最後は21歳新鋭の鮮烈なパッシングショットに動けず、試合は決着した。ATP公式中継サイト「テニスTV」は、その瞬間を動画付きで公開し、反響を呼んだが、敗れた王者に対して英メディアは「上海マスターズで負けてもハッピーな理由」と題し、特集を組んでいる。

 最後は動けなかった。チョリッチのマッチポイント。相手のサービスから始まったラリーでフェデラーは巧みなスライスショットを放ち、ネットプレーに出たが、チョリッチが鋭くクロスに放ったフォアハンドが脇を抜けた。これにフェデラーは反応できず。鮮烈にパッシングショットに屈し、4強で姿を消した。

「テニスTV」公式インスタグラムは「このマッチポイントはなんとも素晴らしい」とチョリッチに対する称賛とともに動画付きで公開していたが、フェデラー自身は前向きなようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」は「ロジャー・フェデラー:上海マスターズでボルナ・チョリッチに負けてもハッピーな理由」と見出しを打って特集している。

 記事では、錦織圭(日清食品)らとの厳しい試合を勝ち上がったことを紹介しながら、この日については「チョリッチの質に対して対抗策を見つけられず」と記述。大会連覇を逃し、最新世界ランクで3位に後退することも記している。ただ、今後はスイス室内、パリ・マスターズ、そして、ATPファイナルを迎える。

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