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井上尚弥の宿敵テテ、次戦は19戦無敗スーパー王者を熱望「彼とは対戦したかった」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦は13日(日本時間14日)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)が同級6位ミーシャ・アロイヤン(ロシア)を判定で破り、準決勝進出を決めた。井上尚弥(大橋)の優勝争いのライバルの一人となる、世界タイトル戦史上最短KO記録を持つ“11秒KO男”は「ライアン・バーネットに勝ち上がってきて欲しい」と次戦で19戦無敗のWBAスーパー王者との激突を熱望している。大会公式サイトが伝えている。

WBSS準決勝進出を決めたゾラニ・テテ【写真;Getty Images】
WBSS準決勝進出を決めたゾラニ・テテ【写真;Getty Images】

WBSS1回戦を突破した“11秒KO男”が準決勝でバーネットとの対戦を熱望

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦は13日(日本時間14日)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)が同級6位ミーシャ・アロイヤン(ロシア)を判定で破り、準決勝進出を決めた。井上尚弥(大橋)の優勝争いのライバルの一人となる、世界タイトル戦史上最短KO記録を持つ“11秒KO男”は「ライアン・バーネットに勝ち上がってきて欲しい」と次戦で19戦無敗のWBAスーパー王者との激突を熱望している。大会公式サイトが伝えている。


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 “11秒KO男”が次戦のターゲットに定めたのは、英国のスーパー王者だった。12ラウンドで決着がつかず、判定で準決勝に駒を進めたテテ。大会公式サイトによると「良いファイトができた。自分のジャブとフットワークが決定打になった」と満足感を示した上で「自分相手に12ラウンドを戦ったことで、アロイヤンは自身が屈指のボクサーであるということを証明してみせた。クレバーなファイターだし、いつの日か世界チャンピオンになるだろう」と相手に敬意を払っている。

 そして、優勝に向け、まずは初戦を突破し、次戦についても言及している。準決勝はWBAスーパー王者バーネットと元5階級制覇王者ドネアとの試合(11月3日)の勝者と激突することを受け、テテは「ライアン・バーネットに勝ち上がってきて欲しいね、そうなると思うけど。彼とは対戦したかったんだ」と待望したという。テテは海外メディアに対して決勝で井上と激突することを予想しており、スーパー王者を撃破して、モンスターが持つファイナルの舞台に挑む算段のようだ。

(THE ANSWER編集部)


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