14歳トルソワ、史上初4回転ルッツ成功に米名物記者感嘆「さらに歴史を塗り替えた」
フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第7戦アルメニア大会は12日、女子フリーを行い、ロシアの14歳アレクサンドラ・トルソワがISU公認大会では史上初となる4回転ルッツを決めた。実際に成功させる瞬間を米名物記者が動画で公開。フィギュア界に衝撃が走っている。
トルソワが公認大会史上初の4回転ルッツ決める
フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第7戦アルメニア大会は12日、女子フリーを行い、ロシアの14歳アレクサンドラ・トルソワがISU公認大会では史上初となる4回転ルッツを決めた。実際に成功させる瞬間を米名物記者が動画で公開。フィギュア界に衝撃が走っている。
驚異の14歳、トルソワが歴史的な偉業を打ち立てた。フリーの冒頭で4回転ルッツを見事に着氷。体をひねりながら鋭く回転。着氷の瞬間に右手がつきそうになったが、しっかりと回転。出来栄え点は「±0」だったが、女子初の偉業を成し遂げた。
ルッツは6種類あるジャンプの中でもアクセルに次ぐ難易度。4回転アクセルを成功させた選手は皆無で、男子を含めても現状の最難関ジャンプを決めたこととなる。
3月の世界ジュニアでトーループ、サルコーと女子史上初の2度の4回転ジャンプを成功させていたトルソワ。練習やテストスケートではすでに成功させており、公認大会で決めるのも時間の問題だった。同じくロシアの14歳、アンナ・シェルバコワもロシア杯(ISU非公認)で2度の4回転ルッツを跳んでいた。