松山英樹が「水の上を歩いた」 首位追撃の好プレーに米メディア脱帽「自然の法則を否定した」
米男子ゴルフのアーノルド・パーマー招待第2日が8日(日本時間9日)、米フロリダ州ベイヒルC(7466ヤード、パー72)で行われ、首位と1打差の2位で出た米ツアー通算9勝の松山英樹(LEXUS)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算7アンダーで首位に浮上した。3番では両足を池に突っ込みながら絶妙なショットを披露。PGAツアー公式が動画を公開し、米メディアは「水の上を歩き、信じられないバーディーを決めた」と粋に表現しながら脱帽している。
靴を脱がずに池に入り…
米男子ゴルフのアーノルド・パーマー招待第2日が8日(日本時間9日)、米フロリダ州ベイヒルC(7466ヤード、パー72)で行われ、首位と1打差の2位で出た米ツアー通算9勝の松山英樹(LEXUS)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算7アンダーで首位に浮上した。3番では両足を池に突っ込みながら絶妙なショットを披露。PGAツアー公式が動画を公開し、米メディアは「水の上を歩き、信じられないバーディーを決めた」と粋に表現しながら脱帽している。
首位を追う中、思わぬところから好ショットを放った。3番パー4の第2打。松山は池の縁の斜面からショットを強いられた。スタンスを取るには池に入るしかない状況。靴が池に浸かっていたが、クラブを振り抜いた。グリーンに着弾したボールはカップまで数センチのところを通り、ピン奥約3メートルへ。ピンチからバーディーを奪ってみせた。
PGAツアー公式インスタグラムが動画を公開。米ファンは「これはあり得ない」「史上最高だ」と驚きの声を上げていたが、米専門メディア「ゴルフダイジェスト」も「必見のバーディー奪取で自然の法則を否定した」と画像付きで報道。公式サイトでも「ヒデキ・マツヤマが水の上を歩き、信じられないバーディーを決めた」と比喩表現を使った粋な見出しを打った。
記事では、前日にルーク・リスト(米国)が11番で決めたバーディーを超えるショットは「今週生まれないだろうと思っていた」と説明。「我々は間違っていた。大間違いだった」「太ももの高さのライと、フックして再び池に入れてしまう可能性があったことを考えると、これは今季最も過小評価されたショットになるかもしれない」と絶賛した。
首位に6人が並ぶ大混戦。松山は出場2連勝&米ツアー10勝目の期待がかかる。
(THE ANSWER編集部)