井上尚弥、V争いの敵陣営が70秒KOに警戒「見たよ、見た」「あれはまさに爆発」
ブース氏は「あれはまさに爆発だった」と脱帽
「相手のパンチをいなして、ワンツーを決めていた。彼のウォーミングアップを見ていたが、同じ動きを繰り返していた。最高に強烈な踏み込みから凄まじい右の強打を当てる動きだ。あれはまさに爆発的だった。ある程度、距離が離れていたはずが、あの距離まで接近してしまった。とても素早い。それが日曜日にドラマチックな効果を見せたんだ」
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距離を取り、パヤノのジャブをいなした井上は一気にギアを入れた。左ジャブを伸ばした次の瞬間には至近距離に。右ストレートで相手の顎を完璧に撃ち抜いた。KO負けを喫したことがなかったパヤノはリングに大の字に倒れ込んだ。
井上が試合直前の繰り返していたルーティーン通りのキラーブローに、ブース氏は警戒を高める一方、距離を無効化する井上の爆発的な踏み込み、そして、スピードという武器を高く評価。衝撃のKO劇に、WBSSプロモーターのカレ・ザワーランド氏は「世界ナンバーワンのパンチャー」と絶賛していたが、強敵バーネットの名参謀は井上のスピードこそ驚異と分析していた。
(THE ANSWER編集部)