井上尚弥、“戦慄の左”の決定的瞬間の1枚を公開 「ゾーンに入っていた…」と告白
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦を圧勝したWBA世界同級王者・井上尚弥(大橋)がインスタグラムを更新。元WBAバンタム級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をワンツーによる70秒KOの呼び水となった“左ジャブ”の瞬間の画像を公開し、自身で「この瞬間はスローに感じるほどゾーンに入っていた…」と告白している。
衝撃ワンツーの至近距離写真を公開で回顧「この瞬間はスローに感じるほどゾーンに」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦を圧勝したWBA世界同級王者・井上尚弥(大橋)がインスタグラムを更新。元WBAバンタム級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をワンツーによる70秒KOの呼び水となった“左ジャブ”の瞬間の画像を公開し、自身で「この瞬間はスローに感じるほどゾーンに入っていた…」と告白している。
まるで合成写真を見ているかのような1枚だ。世界を震撼させた70秒KO。井上がインスタグラムを更新し、自身で決定的瞬間の画像を公開した。
パヤノに対し、左腕を伸ばした井上。その拳はガードの間を抜き、相手の顔面を捉えている。左腕はまるで伸び、曲がっているかのように見え、しかも鍛え上げられた筋肉が際立つ。ただ、視線は鋭くパヤノを捉えており、なおかつ、右拳が今にも弾けんばかりに放たれようとしている。直後の右ストレートにつなげる決定的瞬間を至近距離から写した1枚だ。
投稿では、この瞬間の感情について告白している。「内側から打ち抜くジャブ。これで右ストレートに繋げる距離タイミングが完全一致!!」とつづり、さらに「この瞬間はスローに感じるほどゾーンに入っていた…。過去ナルバエス戦でしかなかったゾーンが再び…」と回想。なんと過去に1度しかなかった「ゾーン」の領域に突入していたという。
画像を見たファンから「腕が…合成写真っぽい」「腕が伸びてるみたい」「左ジャブの筋肉ヤバイ」とコメントが相次ぐなど、目を奪われた様子。井上はKOの呼び水となった左ジャブから右ストレートのワンツーは練習をしてきたと試合後に明かしていた。「尚弥ゾーン」で放たれた戦慄のパンチの興奮が再び、甦ってくるようだった。
(THE ANSWER編集部)