ヤンキース撃破 レ軍左腕の仰天スライダーに米ファン喝采「今季最高の見逃し三振」
米大リーグのレッドソックスは地区シリーズの第4戦でヤンキースに4-3で勝利。世界一に輝いた2013年以来5年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。好投が光ったのは8回に登板した左腕エース、クリス・セールの快投だ。1回をぴしゃり。大きく曲がるスライダーで見逃し三振に仕留めるシーンをMLBが公式ツイッターで動画付きで公開。ファンの喝采を浴びている。
レッドソックスの左腕エース・セールが8回登板でピシャリ
米大リーグのレッドソックスは地区シリーズの第4戦でヤンキースに4-3で勝利。世界一に輝いた2013年以来5年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。好投が光ったのは8回に登板した左腕エース、クリス・セールの快投だ。1回をピシャリ。大きく曲がるスライダーで見逃し三振に仕留めるシーンをMLBが公式ツイッターで動画付きで公開。ファンの喝采を浴びている。
まさにエースの風格だった。3点リードの8回のマウンドに上がったのは今季12勝4敗、防御率2.11のセール。打者2人をあっさり打ち取り2死。そして、ヤンキースのヒックスを簡単に2ストライクと追い込むと、3球目は外角からひざ元に大きく曲がる82.6マイル(約133キロ)のスライダー。ヒックスは手が出ない。圧巻の3球三振で、セットアッパーの役割を完璧に務めた。
MLBは公式ツイッターで「エース投入」とタイトルをつけ、クローズアップ。また、レッドソックスの公式ツイッターも同じ場面に脚光を浴びせると、ファンからは続々と称賛の声が上がった。
「この男は再びヤンキースを圧倒してみせた」
「彼とは来季後も契約延長しなければ」
「(この後に)キンブレルを投入するなんて嘘でしょ?」
「今季最高の見逃し三振」
「彼に9回も任せるべきだった」
「9回も続投していれば、試合はもっとすんなり終わったのに」
「なんて打ちにくい球」
「ヨーヨーみたいなストライク…」
また「もう負けだ、分かってるよ」「これがエースたる選手の姿かな?」などヤンキースファンからの脱帽の声も少なくなかった。
9回は守護神のキンブレルが乱調で1点差まで詰め寄られただけに、セールの投球が持つ意味は大きかった。
(THE ANSWER編集部)