衝撃デビューの山本由伸、米メディアが「えげつない」と絶賛した脅威の一球とは 初登板で世界一封じ
米大リーグ・ドジャースに新加入した山本由伸投手は28日(日本時間29日)、米アリゾナ州サプライズで行われたレンジャーズとのオープン戦に初登板し、2回1安打無失点3奪三振と上々のデビューを飾った。昨季ワールドシリーズ王者を翻弄した“1球”に米メディアや米投球分析家は「えげつない」などと衝撃をつづっている。
昨季ワールドシリーズ王者相手に2回1安打無失点3奪三振
米大リーグ・ドジャースに新加入した山本由伸投手は28日(日本時間29日)、米アリゾナ州サプライズで行われたレンジャーズとのオープン戦に初登板し、2回1安打無失点3奪三振と上々のデビューを飾った。昨季ワールドシリーズ王者を翻弄した“1球”に米メディアや米投球分析家は「えげつない」などと衝撃をつづっている。
予定していた2イニングで山本が投じたのは19球。2番カーターに右前打を許したものの、続く3番ラングフォードを三ゴロ併殺打に打ち取って相手のチャンスの芽を摘んだ。圧巻だったのは3つの奪三振。初回、リーグを代表する強打者のセミエンを空振りで仕留めたストレートもさることながら、2回に4番ロウ、6番タベラスのバットに空を切らせたスプリットは圧巻だった。
米投球分析家ロブ・フリードマン氏はX(旧ツイッター)で「ヨシノブ・ヤマモトの91マイルのえぐいスプリット…そして空振り」と投稿し、タベラスを仕留めた映像を公開。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門X(旧ツイッター)も「ヨシノブ・ヤマモトのスプリットはえげつない」とつづって、ロウに満足なスイングをさせなかったスプリットの映像を添えた。
初戦で強烈なインパクトを与えた山本のスプリット。今季は相手にとって脅威の1球となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)