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敵将も「止める術見つからなかった」と脱帽 ホーバス監督が「嬉しい」と称えた馬場雄大の“深化”

男子バスケットボールの「FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1」第2戦が25日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同29位の中国に76-73で勝利し、開幕2連勝を飾った。馬場雄大(長崎)が両チーム最多の24得点と大暴れ。敵将が「止める術を見つけられなかった」と脱帽した活躍の裏には、トム・ホーバス監督が「本当に嬉しい」と称賛した“バスケットの深化”があった。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久真大)

中国戦、24得点をマークしたバスケ日本の馬場雄大【写真:(C)FIBA】
中国戦、24得点をマークしたバスケ日本の馬場雄大【写真:(C)FIBA】

FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1

 男子バスケットボールの「FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1」第2戦が25日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同29位の中国に76-73で勝利し、開幕2連勝を飾った。馬場雄大(長崎)が両チーム最多の24得点と大暴れ。敵将が「止める術を見つけられなかった」と脱帽した活躍の裏には、トム・ホーバス監督が「本当に嬉しい」と称賛した“バスケットの深化”があった。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久真大)

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 変幻自在だった。前半だけで3本の3ポイント(P)シュートを沈めた馬場。後半は鋭いドライブで切り込み、中国ディフェンスを翻弄した。終わってみれば37分7秒の出場で両チーム最多の24得点。3Pは6本中4本を成功させ、4リバウンド、2アシスト、エフィシエンシー(EFF)は27を記録した。

 馬場は「最初は3Pを簡単に打てた状況で、『空いたら打つ』というメンタリティでいた。そのことによって、後半はかなり3Pを警戒してきたので、ペイントに空間を見つけて(ドライブした)。そこは自分の得意としているところ。守り方を見て、冷静に判断できた」と振り返った。千変万化の攻撃は、中国のアレクサンダル・ジョルジェビッチ監督に「彼を止める術を見つけられなかった」と言わしめたほどだった。

 試合後の会見で、ホーバス監督は隣に座った馬場への称賛を惜しまなかった。「右ドライブにそのまま行く選手だったが、ジャンプストップやジャンプストップスピン、3Pシュートなどいろいろ。あれは時間がかかる」。ここ1年ほど一緒に取り組んだ特訓を振り返り、「だから僕は、馬場がペイントアタック、ジャンプストップする時、すっごく嬉しい。よくなった、うまくなったと思う」と誇らしげに称えた。

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