井上尚弥、衝撃70秒を世界2億超世帯が目撃 WBSS代表断言「もはやキラーコンテンツ」
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を衝撃の1回70秒KOで勝利を収めた。WBSSのプロモーターを務めるカレ・ザワーランド氏はパヤノ戦後に「THE ANSWER」の単独インタビューに応じた。第2回は、モンスターの衝撃の70秒について全世界で2億世帯以上が視聴したと語り、「モンスターはワールドワイドのスターになった」と太鼓判を押している。
WBSSプロモーター・ザワーランド氏が単独インタで告白「SNSで爆発している」
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を衝撃の1回70秒KOで勝利を収めた。WBSSのプロモーターを務めるカレ・ザワーランド氏はパヤノ戦後に「THE ANSWER」の単独インタビューに応じた。第2回は、モンスターの衝撃の70秒について全世界で2億世帯以上が視聴したと語り、「モンスターはワールドワイドのスターになった」と太鼓判を押している。
日本の至宝が世界のスーパースターに変貌する70秒だったのか。シーズン2開幕戦を迎えたWBSSの先陣を華々しく飾ったのが新設されたバンタム級大会の目玉となる「The Monster」だった。五輪出場2度、キャリアでKO負けが一度もなかった難敵をたった一回のワンツーで沈めた井上。衝撃のKO劇は、世界中でどれぐらいの人数が目撃したのだろうか。
「前回のインタビューで、WBSSのメディア調査の結果、第1回クルーザー級決勝が2億世帯を記録したことを話しましたよね。イノウエ戦は2億世帯を超えています。それは間違いありません」
ザワーランド氏はこう語った。7月12日にロシア・オリンピックスタジアムで行われたWBSSクルーザー級決勝オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)―ムラト・ガシエフ(ロシア)の4団体統一王者決定戦は全世界で2億世帯が視聴したが、第2回大会の開幕戦は前回大会のクライマックスを凌ぐ視聴者数を叩き出したというのだ。
これまでもパウンド・フォー・パウンドで7位に選出されるなど、国際的に実力を評価されてきた井上だが、全世界の人々にモンスターぶりを見せつけ、知名度を一気に高めた格好だ。
「WBSSのテレビの中継局も昨季の開幕当初の4倍以上、120か国に拡大されています。数字としては2億世帯以上ですが、視聴回数にすると何倍になるのか、分かりませんよ。この試合に関しては、ソーシャルメディアは爆発しています。センセーショナルです。ファンはイノウエのノックアウトを何度も何度も繰り返して再生するでしょう。試合時間は70秒なので、何度も再生できます。私自身も試合終了後に10回見返してしまいました。モンスターはワールドワイドのスターになったと思います」
第1回大会よりも中継国は拡大。北米ではDAZNと契約するなど、全世界的な視聴者拡大を進めているWBSSの方策に加え、圧巻のノックアウト劇で“70秒の衝撃”の再生回数は2億世帯以上という視聴者数の「数倍以上」にも及ぶことになると分析している。