女子プロに厚顔無恥な“教え魔”が指導 ゴルフファン批判も会話応じた本人「話遮ったりしない」
海外の女子プロゴルファーが、ゴルフ練習場で見知らぬ“教え魔”から上から目線の指導をされる映像を公開。自称“ゴルフ歴20年”だというが、厚顔無恥な行動が海外ゴルフファンの間で批判される事態になった。声をかけられた本人は英公共放送「BBC」で反響の大きさなどについてコメントしている。
海外のゴルフ練習場で「ちょっといい?」
海外の女子プロゴルファーが、ゴルフ練習場で見知らぬ“教え魔”から上から目線の指導をされる映像を公開。自称“ゴルフ歴20年”だというが、厚顔無恥な行動が海外ゴルフファンの間で批判される事態になった。声をかけられた本人は英公共放送「BBC」で反響の大きさなどについてコメントしている。
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まさかの指導を受けたのは、LPGAプロ兼インストラクターの資格を持つジョージア・ボール。自身のTikTokに、困惑した実際の場面を映像で公開した。ショット練習場で、画面外の男性に「ちょっといい?そうやるんじゃないよ。振り切らないと。振り上げるときに君はスローすぎる」と上から目線で指導された。「今スイングを変えているところなの、だから…」と苦笑いのボールは気にもかけず次の一打に移ろうとしたが、男性は止まらなかった。
「ああ、分かってる。でも君の戻りはスローすぎる。俺は20年もゴルフをしてきたんだ。君がやるべきことは、もっと素早く振り切ることだ」と身をわきまえないコメントをされ、しぶしぶスイングしたボール。すると男性は「ほら、よくなっただろ?」と満足そうだった。
この映像には海外ファンから呆れた声が多数集まるなど、瞬く間に拡散された。英公共放送「BBC」は「マンスプレイニング:プロゴルフのジョージア・ボールがTikTokで拡散されたリアクションは”クレイジー”だと語る」との見出しで記事を公開し、ボールのコメントを伝えた。
ボールが失礼な言葉をかけられたにもかかわらず、礼儀正しい対応をしたことには称賛の声が集まる一方、自分がプロであると主張して会話を終わらせることもできたのではないかとの声もあったという。これにボールは「私なら話を遮って、そんなことを言ったりしない」「これは私の謙虚な一面なんだと思う」と自身の性格を表現した。
動画投稿後の48時間は「クレイジーだった」と表現。ボールに対して好意的なコメントが多数集まり「すべてのことに本当に感謝してるわ」と語っている。普段はこうした“教え魔”について対応することはなく、気まずい状況であったことは認めているが「大半の人やゴルファーは、みんなお互いを助けようとしているだけだから、今振り返ってそれを笑うことができて嬉しいわ」と殊勝なコメントも残している。
(THE ANSWER編集部)