トラウト悲しき実感「大谷は行ってしまったね」 激減した報道陣にぽつりと漏らした言葉と笑み
昨季まで大谷翔平投手とともに米大リーグ・エンゼルスを牽引してきたマイク・トラウト外野手。大谷のドジャース移籍で“トラウタニ”は解消となった。トラウトはアリゾナ州テンピで行われているスプリング・トレーニングに参加中。環境が大きく変わった中で漏らした言葉が米メディアに伝えられ、今後についての言葉も報じられている。
大谷の移籍で“トラウタニ”は解消
昨季まで大谷翔平投手とともに米大リーグ・エンゼルスを牽引してきたマイク・トラウト外野手。大谷のドジャース移籍で“トラウタニ”は解消となった。トラウトはアリゾナ州テンピで行われているスプリング・トレーニングに参加中。環境が大きく変わった中で漏らした言葉が米メディアに伝えられ、今後についての言葉も報じられている。
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トラウトを含めたエンゼルスの激変した環境を報じたのは米紙「USAトゥデイ」。ボブ・ナイチンゲール記者の署名で「マイク・トラウトはエンゼルスに残留希望『ここで優勝したい』 今のところ…」との見出しで記事を掲載した。
本文では「ロサンゼルス・エンゼルスのオールスター出場者でセンターフィールダーのマイク・トラウトは、自分のロッカーに向かい、周りを見渡し、数人の報道陣しかいないのを見て、そして笑った」とトラウトの様子を描写。さらに実感を込めた悲しい一言を漏らしたとされている。
「オオタニは行ってしまったね」
とはいえ、トラウトについてナイチンゲール記者は「実際に、ショウヘイ・オオタニと大勢の報道陣は街の反対側のLAドジャースの春季キャンプ地にいる。トラウトはオオタニが去ることについて最初から諦めていたようだが、怒っているわけでも、妬んでいるわけでもなかった」と記している。
19日にトラウトは自身のトレードについても言及。ナイチンゲール記者は「トラウトは月曜日の朝に、まだエンゼルスに残りたいと言っていたが、将来気持ちが変わる可能性も語っていた」とし、トラウトのコメントも紹介した。
「トレードを希望するのが今、一番簡単な解決方法だと思う」「その時が来るかもしれない。まだ考えたことはない。でも契約にサインしたとき、僕は忠誠を誓った。ここで優勝したいと」
トラウトはエンゼルスと12年契約を結んでおり、契約期間は2030年まで。大谷が去ったエンゼルスではどんな未来が待っているのか。
(THE ANSWER編集部)