松山英樹が優勝した29億円大会で「韓国のホスピタリティをフルに」 主催者が胸張ったおもてなし
現地18日まで米カリフォルニア州で行われた米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は、最終日に6打差を大逆転した松山英樹(LEXUS)が米ツアー通算9勝目を挙げた。大会のメインスポンサーは、韓国・現代自動車の高級ブランド「ジェネシス」。米経済誌「フォーブス」は、大会期間中に選手やギャラリーに提供された“韓国流おもてなし”にスポットライトを当てている。
韓国・現代自動車の高級ブランド「ジェネシス」がメインスポンサー
現地18日まで米カリフォルニア州で行われた米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は、最終日に6打差を大逆転した松山英樹(LEXUS)が米ツアー通算9勝目を挙げた。大会のメインスポンサーは、韓国・現代自動車の高級ブランド「ジェネシス」。米経済誌「フォーブス」は、大会期間中に選手やギャラリーに提供された“韓国流おもてなし”にスポットライトを当てている。
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「ゴルフは、我々のブランドの支柱の1つであるソンニム(お客様)、つまり韓国のホスピタリティをフルに生かすことができる数少ないスポーツの1つです」。そう話したのは、現代自動車およびジェネシスの北米本社の社長兼CEOを務めるホセ・ムニョス氏。フォーブス誌は「ジェネシス招待はカーブランドと韓国のホスピタリティを目玉にした」と題する記事で、同社のブランド戦略や大会中にあったサービスを紹介している。
最終ラウンド10番ホールのティーショット前には、マックス・ホーマ(米国)が「スターター小屋」と呼ばれるホスピタリティエリアを利用。選手やキャディーが小腹を満たせるように、軽食やドリンクが用意されていたという。選手とキャディー専用のラウンジでは、無料の理髪サービスと理学療法ツールが提供され、大会期間中、全選手に送迎車が配車されたそうだ。
記事では「選手やキャディーだけではなく、現地のファンもジェネシスのホスピタリティの恩恵を受けた」と紹介。ホールインワンした選手とキャディーに車が贈呈される14番ホールでは、「ファンはジェネシスと韓国ホスピタリティの全てに浸ることができた。そのブランドの最新モデルを見ることから、(デンマークの高級オーディオブランドの)バング&オルフセンのヘッドホンを満喫すること、無料のコーヒーバーで韓国風の軽食を飲み食いすることまで」と一例を挙げている。
同社が今大会のスポンサーを務めて8年目。今回から「シグネチャー・イベント」と呼ばれる年間8試合の高額賞金、高ポイント大会に格上げされた。賞金総額は2000万ドル(約29億円)、優勝した松山には400万ドル(約6億円)が贈られた。ムニョス氏は「我々はこの国に8年ほどいて、その時からこの大会のスポンサーをしています。今大会が我々と我々のブランドとともにいかに成長し、良くなってきたのかを我々は見ています」とこれまでの貢献に胸を張った。
(THE ANSWER編集部)