いまだ優勝ゼロも密かな優位性 Jリーグの10年後を左右する重要ファクターとは
現在2位と好位置につけている川崎フロンターレには、実は10年後のJリーグ勢力図で優位性を示せるポテンシャルが存在する。川崎の下部組織U-12チームが「小学生のW杯」とも呼ばれるダノンネーションズカップの日本大会で、過去10年で6回も優勝を果たしているのだ。
いまだJ1優勝経験ない川崎、クラブが抱える貴重な“財産”とは
今年で24年目を迎えたJリーグは第5節終了時点で、浦和レッズが勝ち点12で首位を走っている。川崎フロンターレが勝ち点1差で追い、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの両名門が3位につけて追走している。
一方、14年シーズンの3冠王者ガンバ大阪は12位、昨季王者サンフレッチェ広島は7位とエンジンがまだかかっていない。
上記の中で、現在2位と好位置につけている川崎には、実は10年後のJリーグ勢力図で優位性を示せるポテンシャルが存在する。川崎の下部組織U-12チームが「小学生のW杯」とも呼ばれるダノンネーションズカップの日本大会で、過去10年で6回も優勝を果たしているのだ。
未来のプロ選手を目指す子どもたちは12歳以下の段階ですでに国際大会に出場し、世界の強豪国との真剣勝負を経験。それらは成長していく上で貴重な教材であり、川崎の下部組織には大きなアドバンテージを持った選手たちが数多く所属している。