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“10月男”田中将大、キレキレ宝刀に敵地沈黙 米ファン喝采「タナカ・イズ・マネー」

米大リーグのヤンキース・田中将大投手が7日(日本時間8日)、地区シリーズ第2戦レッドソックス戦に先発し、5回3安打1失点と力投。敵地で勝利をもたらし、対戦成績を1勝1敗とした。この日は持ち味のスプリットが切れ、4奪三振で敵地を沈黙させた。米ファンも10月に強さを発揮する背番号19に「タナカ・イズ・マネー・イン・オクトーバー」「10月のタナカは特に信じられない」と賛辞を送っている。

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

地区シリーズ敵地Rソックス戦で好投、相次ぐ賛辞「嫌らしいスプリット」

 米大リーグのヤンキース・田中将大投手が7日(日本時間8日)、地区シリーズ第2戦レッドソックス戦に先発し、5回3安打1失点と力投。敵地で勝利をもたらし、対戦成績を1勝1敗とした。この日は持ち味のスプリットが切れ、4奪三振で敵地を沈黙させた。米ファンも10月に強さを発揮する背番号19に「タナカ・イズ・マネー・イン・オクトーバー」「10月のタナカは特に信じられない」と賛辞を送っている。

 伝家の宝刀スプリットが大舞台で威力を増した。まずは2回2死、田中はフルカウントから7番キンズラーにワンバウンドでバットに空を切らせると、エンジンが加速した。4回には一発を浴びた直後、5番モアランドと再びキンズラーをストライクからボールとなる低めにコントロールされた1球で空振り。極め付きは5回に沈みの小さな1球で9番ブラッドリーにバットを空を切らせた。

 要所で粘り、4三振を奪い5回3安打1失点、最少失点で切り抜け、お役御免。沈黙させた敵地で貴重な1勝をもたらした。ツイッター上では米ファンから喝采の声が続々上がった。

「タナカはビッグゲームピッチャー」
「彼はプレーオフに情熱を燃やす」
「タナカのピッチングを見るのは楽しい」
「スプリットがいい、素晴らしい仕事だった」
「タナカの凄み」
「ヤンキースファンではないけど、タナカは印象的だ。90マイル以上の直球を制球良く投げ、嫌らしいスプリットも併せ持つ」
「ポストシーズンのタナカこそがベストだ。彼は10月に投げる時、いつも素晴らしい時間を過ごす」
「10月のタナカは特に信じられない」
「タナカ・イズ・マネー・イン・オクトーバー」

 このように毎年、ポストシーズンで輝くを増す右腕に賛辞が相次いでいた。第3戦からは本拠地に舞台を移して戦う。10月に強さを発揮する男が、世界一奪回へ勢いを与えた。

(THE ANSWER編集部)

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