井上尚弥は「パヤノに初KO負けを突きつける」 米専門メディアは“死角なし”の評価
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は7日、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦を迎える。米メディアは勝敗を分析し、「1、2ラウンドはかかるかもしれないが…」と「The Monster」が難敵パヤノにキャリア初KO負けを突きつけると予想。“死角なし”を強調している。
いよいよ今夜決戦、米メディアは序盤で「井上KO勝ち」と分析
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は7日、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦を迎える。米メディアは勝敗を分析し、「1、2ラウンドはかかるかもしれないが…」と「The Monster」が難敵パヤノにキャリア初KO負けを突きつけると予想。“死角なし”を強調している。
階級別最強決定戦、WBSSの第2シーズン開幕戦となる井上―パヤノ。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」も特集し、モンスターが持つ圧倒的な優位性を分析している。
「この一戦に際して、イノウエにはいくつかの明確なアドバンテージが存在する。彼は10歳近く若い。爆発的なスピードがある。パンチの威力はWBSSの世界でもずば抜けている。彼はパウンド・フォー・パウンドの世界で最も破壊力を持つボクサーの1人だ。彼はそのパワーで相手の頭部とボディに同じ獰猛さでヒットさせるのだ」
25歳という若さ、そして、圧倒的なスピードとパワーの3つのストロングポイントを強調。だが、3要素を際立たせるのは、モンスターのずば抜けた基本技術の高さという。「彼のパワーをことさら危険たらしめるのは基礎技術だ。それは彼の攻撃を洗練させる。シャープで硬いジャブの持ち主で、時に有無を言わせぬ左フックの糸口になる」と称賛している。
さらに「率直に言って、井上に関して言えば、彼は世界で最も完璧なファイターの一人で、勝利を望むことはできる選手はほとんどいない。彼は無敗というだけではない。プロとしてラウンドを失ったことがほとんどないのだ」と分析しており、もはや死角なしの評価と言っていいだろう。