パドレス松井裕樹の語学力に韓国メディアも注目 発した韓国語は…同僚「日本語で返しました」
米大リーグのパドレス入りした松井裕樹投手が、磨き上げた語学力を早速生かしていることが明らかになった。11日(日本時間12日)には、流ちょうな英語やスペイン語を披露したのに加え、12日(同13日)には、同僚となったコ・ウソク投手に韓国語で話しかけていたようだ。
韓国紙が松井裕樹とコ・ウソクの言語を超えたやり取りを紹介
米大リーグのパドレス入りした松井裕樹投手が、磨き上げた語学力を早速生かしていることが明らかになった。11日(日本時間12日)には、流ちょうな英語やスペイン語を披露したのに加え、12日(同13日)には、同僚となったコ・ウソク投手に韓国語で話しかけていたようだ。
韓国紙「スポーツソウル」が「『アンニョンハセヨ』という松井の挨拶に『こんにちは』と返した新入生コ・ウソクのキャンプ生活」という記事で伝えている。
記事はコ・ウソクが松井との出会いについて問われ「アンニョンハセヨと言われたので、日本語で挨拶を返しました」と驚きつつ、笑いながら答えたと紹介した。
コ・ウソクによれば、松井との関係は「以前からの知り合いというわけではないが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で投げるところを見た」のだという。昨年3月のWBCで、コ・ウソクは直前の練習試合で右肩を痛めて出場できなかったものの、松井の存在は認識していたのだという。
松井は11日(同12日)に報道対応した際に、英語とスペイン語で流ちょうな自己紹介をして見せた。メキシコ国境に近いという本拠地の土地柄もあり、地元メディアやファンをすでに虜にしている。さらにコ・ウソクや、昨季ゴールドグラブ賞を獲得したキム・ハソン内野手には積極的に韓国語でコミュニケーションをとっていくようだ。
コ・ウソクと松井の2人について記事は「今季のパドレスで、抑え投手のイスを争う競争関係だ。共通点もある。それぞれのリーグで頂点に立った抑えということだ」と紹介。松井は楽天時代に最多セーブを3度、コ・ウソクもLG時代の2022年に42セーブでタイトルを獲得している。
松井が5年総額2800万ドル(約41億8200万円)という高額の契約で入団したため「今季パドレスの有力な抑え投手で、コ・ウソクはセットアッパーという予想があるが、決まったことはまだ何もない」としている。
(THE ANSWER編集部)