大坂なおみ、躍進にフェデラーも驚き!? 1月に対戦「ここまでとは思ってなかった」
テニスの全米オープンでグランドスラム(GS)初優勝を成し遂げた大坂なおみ(日清食品)。年間成績で上位8人のみが出場できるWTAファイナル(21日開幕・シンガポール)参戦も正式に決まったシンデレラガールの2018年シーズンの躍進について、男子シングルス2位のレジェンド、ロジャー・フェデラー(スイス)は「美しい物語だ」と称賛している。
都内のイベントに出席したフェデラーが“ナオミ旋風”を語る
テニスの全米オープンでグランドスラム(GS)初優勝を成し遂げた大坂なおみ(日清食品)。年間成績で上位8人のみが出場できるWTAファイナル(21日開幕・シンガポール)参戦も正式に決まったシンデレラガールの2018年シーズンの躍進について、男子シングルス2位のレジェンド、ロジャー・フェデラー(スイス)は「美しい物語だ」と称賛している。
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日本の衣料品大手「ユニクロ」と10年契約を結んだフェデラーは都内で会見に出席した。日本人史上初となるシングルスGS優勝を成し遂げた大坂のシンデレラストーリーについて、レジェンドは口を開いた。
「ナオミを見ていて嬉しいよ。彼女はあの若さでグランドスラムの決勝を戦うことにうまく対処していて見事だった。もちろん、大会を通じて素晴らしいプレーをしていた」
フェデラーは壇上で大坂について優しい口調でこう語った。9月の全米オープン決勝で人生初のGS優勝を果たした大坂だが、対戦相手は子供の頃からの憧れだった女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)。劣勢のセリーナが主審に暴言を浴びせ、ラケットを破壊するなどの行為で、セリーナ贔屓の観衆が表彰式までブーイングを続ける異様な雰囲気だったが、自分のテニスを貫き通した20歳の少女に最敬礼していた。