【バスケ】少年男子山口がインハイ王者に大番狂わせ 指揮官感涙「地方のチームだけど」
涙の高部監督「地方のチームだけど…」
キャプテンの喜志永は、新潟戦をこう振り返る。
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「新潟の強さはよくわかっているので、それなりの覚悟を決めないと勝てないと思っていました。みんながそれをよくわかって、しっかり対策して、1人ひとり集中して練習したことがいい結果につながったと思います」
ダブルヘッダーで行われた準決勝では千葉県に67-102という大敗を喫したが、選手たちは最後まで果敢に戦い抜いた。ベンチのメンバーも声を送り続けた。高部監督は試合後、「地方のチームだけど、11人がお互いのいいところを出し合って戦う姿は間違いなく全国に通用した」という思いから感極まり、選手たちの前ではばからず涙を流した。胸を張れるベスト8だった。
大会は明日以降も続くが、今大会1のジャイアントキリングを成し遂げ、大会NO1のダークホースとして躍動したのは彼ら。そう断言しても差し支えないだろう。
(青木 美帆 / Miho Aoki)