大坂なおみ、全米決勝の“傷心発言”に元女王が同情「これを聞くのは悲しい」
世界ランク6位の大坂なおみ(日清食品)は9月に全米オープン制覇という偉業を達成したが、決勝で対戦した女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)の主審への暴言などを発端に観客から表彰式にブーイングを浴びて、涙の謝罪をする異例の展開となった。「最も幸せな思い出ではない」と癒えない心の傷を告白していたが、グランドスラム優勝4度の元女王は「これを聞くのは悲しい」と同情の声を上げている。
大坂の発言にGS4度制覇のクライシュテルス氏が同情
世界ランク6位の大坂なおみ(日清食品)は9月に全米オープン制覇という偉業を達成したが、決勝で対戦した女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)の主審への暴言などを発端に観客から表彰式にブーイングを浴びて、涙の謝罪をする異例の展開となった。「最も幸せな思い出ではない」と癒えない心の傷を告白していたが、グランドスラム優勝4度の元女王は「これを聞くのは悲しい」と同情の声を上げている。
WTA公式ブログ「WTAインサイダー」ツイッターは「これを聞くのはつらい」という一言とともに大坂の言葉を伝えた。
「全米オープンの記憶はほろ苦い。大会直後、翌日には本当に思い出したくもなかった。なぜなら、私にとっては必ずしも最も幸せな思い出ではなかったから」
人生最高の瞬間になるはずだった自身初のグランドスラム優勝は20歳の少女に暗い記憶を残した。憧れのセリーナを倒した栄光の表彰式で大坂は、結果的に観客からブーイングを浴びることとなった。