18歳馬場咲希、運転免許取得へ奮闘中 ATではなくMTの理由は「ちょっと恥ずかしいんですけど…」
2023年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストに一発合格した馬場咲希(サントリー)が25日、自動車学校に通ってマニュアル(MT)免許取得を目指していることを明かした。都内で行われたゴルフボール「BRIDGESTONE GOLF TOUR B X/XS」の新商品発表会に参加。終了後、囲み取材でその理由を明かした。
ゴルフボール「BRIDGESTONE GOLF TOUR B X/XS」の新商品発表会に参加
2023年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストに一発合格した馬場咲希(サントリー)が25日、自動車学校に通ってマニュアル(MT)免許取得を目指していることを明かした。都内で行われたゴルフボール「BRIDGESTONE GOLF TOUR B X/XS」の新商品発表会に参加。終了後、囲み取材でその理由を明かした。
「今、通っています。ガチャガチャやって超楽しいです(笑)」
アマチュア時代は父・哲也さんの運転で移動していたが、これからは自分で運転する機会が多くなる。現実にプロ生活を送るには必須の免許取得。だが、「なぜ、オートマ(AT)免許ではなく取得に時間がかかるマニュアル免許に?」と問われると、ハニカミながら返答した。
「ちょっと恥ずかしいんですけど、父に運転をしてもらっている時、私はずっと寝ていました。これから運転する時にはそれができなくなるので、(マニュアル車で)左手と左足を動かし続けたら、寝る暇はないなと思って(笑)。あとは、もともと車が好きだったのもあります」
まだ高3の18歳で、自動車学校での進行状況は「まだ、仮免も取れていないです。免許を持っている人って、こんなに大変なことをやったんだなと思って尊敬します」。欲しい車を問われると、「あります。将来的にはジープのラングラーが」と返した。
プロとしてルーキーイヤーの今季、馬場は日米の下部ツアーで戦うことになる。昨年11月に最終プロテストに合格した後、国内ツアー予選会(QT)を受けずに米ツアー予選会(Qシリーズ)に参加。最終QSを62位で終え、米ツアーのメンバーにはなれなかった。今季は米下部エプソンツアーと、国内下部ステップ・アップ・ツアーの出場権を持っている。
馬場は「まだ、主戦場は決まっていません。これから日程を見ながらチームで考えていきたいです」と話すに留めた。なお、国内QTを受験していないことで、国内レギュラーツアーの主催者推薦は2試合に限定されるが、「ブリヂストンレディスには出たいです」と契約先にアピールをしてみせた。
オフ期間の楽しみを聞かれると、「(配信の)ホラーゲームを見ることです。自分でやると終わらなくなるので」と回答。近く同期合格の清本美波、與語優奈とタイで合宿することも明かした。全米女子アマチュア選手権の優勝後、あまりの注目度に心身が疲れていた時期もあったが、この日は持ち前の天真爛漫さが戻っており、「プロとしての自覚を持って頑張りたいです」と声を弾ませた。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)