打った選手に直撃… “HR危険返球”の張本人が回想「オォ、これは大ごとかもな…」
米大リーグで本塁打を打った選手に対し、観客が客席からボールを投げ返し、走塁中の選手にぶつけるという事態が発生。“危険返球”の一部始終をMLBが動画付きで公開し、ファンからは「凄い肩」「恥ずべき行為」と賛否の声が上がり、米メディアも続々と報道するなど、波紋を呼んでいたが、今度は投げ返した当事者のファンがメディアに登場。スタントンに対し、謝罪している。
スタントンにボールを直撃させたファンが米メディアに登場
米大リーグで本塁打を打った選手に対し、観客が客席からボールを投げ返し、走塁中の選手にぶつけるという事態が発生。“危険返球”の一部始終をMLBが動画付きで公開し、ファンからは「凄い肩」「恥ずべき行為」と賛否の声が上がり、米メディアも続々と報道するなど、波紋を呼んでいたが、今度は投げ返した当事者のファンがメディアに登場。スタントンに対し、謝罪している。
問題となっているのは、29日(日本時間30日)のヤンキース―レッドソックスの試合。レッドソックスの本拠地フェンウェイパークで行われた伝統の一戦、7回だった。
7-2とリードしたヤンキースは主砲スタントンが5番手右腕ライトから左翼へ特大の打球を放った。名物グリーンモンスターを越え、白球は左翼席に飛び込んだ。試合を決定づける38号ソロとなったが、左翼席で不穏な動きが。ホームランボールを拾い上げた黒いTシャツの男性。すると、何を思ったのか思い切り腕を振り、グラウンドに投げ返したのだ。
グリーンモンスターから投げ下ろされたボールは二塁付近でバウンド。そして、二塁ベースを蹴ったスタントンの体に直撃してしまった。スタントンは何が起こったのかと驚きの表情。幸い怪我がなく、淡々とダイヤモンドを一周したが、直接当たっていれば怪我に繋がりかねないシーンだった。
米放送局「ESPN」によると、ボールをスタンドから投じた黒Tシャツの男性は、アトランタ在住の32歳アンドリュー・ラストレイプスさん。記事では、この日の試合を2か月前に予約し、初めてフェンウェイパークを訪れたことを紹介。さらに、その後でスタントンのホームランの一件を振り返っている。