西岡良仁、“予選からV”の大金星を海外続々絶賛「今後何を成し遂げるかに注目」
男子テニスの深センオープン(中国)最終日は30日、予選から勝ち上がった世界ランキング171位の西岡良仁(ミキハウス)が同67位のピエールユーグ・エルベールを7-5、2-6、6-4で破り、ツアー初制覇を果たした。日本男子では松岡修造、錦織圭、杉田祐一、ダニエル太郎に続く史上5人目の快挙を、海外メディアも続々と称賛している。
日本人5人目のツアー制覇、西岡の大金星を海外メディアも続々報道
男子テニスの深センオープン(中国)最終日は30日、予選から勝ち上がった世界ランキング171位の西岡良仁(ミキハウス)が同67位のピエールユーグ・エルベールを7-5、2-6、6-4で破り、ツアー初制覇を果たした。日本男子では松岡修造、錦織圭、杉田祐一、ダニエル太郎に続く史上5人目の快挙を、海外メディアも続々と称賛している。
大けがを乗り越えた23歳のサウスポーが、日本テニス史に残る快挙をやってのけた。予選から7連勝で頂点に駆け上がった。米放送局「ESPN」電子版は「深センオープン:ヨシヒト・ニシオカがピエールユーグ・エルベールを破ってキャリア初タイトルを獲得」と題してレポートしている。
「23歳のニシオカは予選から中国での大会に出場したが、初のATPツアー決勝進出に向けてシード枠のデニス・シャポバロフとフェルナンド・ベルダスコを下した。彼は予選から出場し、ATPツアーの大会で勝利を挙げた6番目の選手となった」
記事によると、ATPツアーで予選からの出場で優勝したのは今季6人目。大番狂わせを演じたことになる。
また西岡が2017年3月にマイアミオープンで左膝前十字靭帯断裂の大けがを負ったことにも言及。試合後のコメントも伝えている。
「今まで以上に良いレベルに達している。私にとってはビックリする事ではないが、ここにいられる事を凄くラッキーだと思う」と喜びを爆発させている。