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井上尚弥は「私よりも重かった」 元5階級制覇王者が「Sフェザー級まで行ける」と主張する根拠

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と2度対戦した経験を持つ元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が、将来的な井上の階級転向に太鼓判を押している。米メディアに対し「スーパーフェザー級まで行ける」「彼は私よりも重いんだ」と主張した。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

パッキャオ以来最高のアジア人ボクサーと称賛

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と2度対戦した経験を持つ元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が、将来的な井上の階級転向に太鼓判を押している。米メディアに対し「スーパーフェザー級まで行ける」「彼は私よりも重いんだ」と主張した。

 米専門メディア「ファイトハイプ」公式YouTubeチャンネルに登場したドネア。井上の階級上の限界点について聞かれると、「130ポンド(スーパーフェザー級)まで行けるんじゃないかな。彼は私よりも(体が)コンパクトで重いんだ」と持論を展開した。

 過去にはフェザー級も制したドネアだが「私は線が細くて体重を増やすのにいつも苦労していた」そうで、「私が118ポンド(バンタム級)に階級を落とした時ですら、彼(井上)は私よりも重かった」と説明。井上は階級を上げるごとに、パワーが落ちるのではないかと海外の識者から疑問を投げかけられているものの、ドネアは「スーパーフェザー級まで上げてもパワーは落ちないと思う」と心配無用を強調した。

 井上は昨年12月26日に世界スーパーバンタム級4団体統一を達成。翌日の会見では「来年、再来年とまたこの階級で」と同級にあと2年留まることを想定している。「だけど、来年、再来年は自分の体の成長具合がなんとなくわかっているから(あと2年と)言っているだけ。3年後も、もしかしたらスーパーバンタム級にいるかもしれない」と語っていた。

 男子では史上2人目、アジア人として初となる2階級4団体統一の偉業を成し遂げた井上。元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)以来最高のアジア人ボクサーとの評価について、ドネアは「ふさわしい」と断言。「彼は数々の世界王者を倒してきたし、私を相手にも多くのことを成し遂げた。彼の偉業やパウンド・フォー・パウンドの議論を考えれば、アジア人最高のボクサーの称号にふさわしいよ」と称賛していた。

(THE ANSWER編集部)


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