井上尚弥並みに表彰される日本人ボクサーの衝撃KO 敵の卒倒に「雷だ」「壊滅的」と海外称賛
2023年のボクシング界で称賛を浴びた日本人ボクサーは、世界スーパーバンタム級で4団体統一を果たした井上尚弥(大橋)だけではない。印象に残る「年間最優秀KO賞」には複数の海外メディアなどで別の日本人選手が選ばれており、海外ファンから「なんて雷みたいなパンチ」「これは壊滅的だ」など称賛が集まっている。
海外メディアから称賛を受けるKO劇とは
2023年のボクシング界で称賛を浴びた日本人ボクサーは、世界スーパーバンタム級で4団体統一を果たした井上尚弥(大橋)だけではない。印象に残る「年間最優秀KO賞」には複数の海外メディアなどで別の日本人選手が選ばれており、海外ファンから「なんて雷みたいなパンチ」「これは壊滅的だ」など称賛が集まっている。
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2023年、世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」の年間最優秀選手に選出された井上とともに、海外メディアから特に称賛された日本人ボクサーがいる。前WBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人(M.T)だ。
強烈なインパクトを与えた瞬間は5月、アンドリュー・マロニーを相手にした同級王座決定戦の12回に訪れた。2度のダウンを奪っていた中谷が距離を詰め、左のオーバーハンドを繰り出すと、相手の視界の外から着弾。マロニーは仰向けに卒倒した。気を失ったのか、しばらく立ち上がれないほどの破壊力だった。
このシーンは「CBSスポーツ」や「ESPN」などの米メディアが「年間最優秀KO賞」に選ぶなど既に注目を浴びていたが、米興行大手・トップランク社がファン投票によって選出する年間最優秀KO賞にも選出。公式Xで動画も改めて公開すると、海外ファンから「トラックみたいなパンチだ」「なんて雷みたいなパンチなんだ」「KO。これは壊滅的だった」「彼はこの試合で多くを見せつけた!」などと喝采が浴びせられていた。
同社のファン投票では、井上がタパレスを10回KOで下して4団体統一を果たした試合が「モーメント・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、日本人ボクサーの活躍ぶりが目立つ結果に。井上はリング誌の他にも数々の海外メディアで表彰されているが、中谷のKO劇も負けず劣らず表彰されている。昨年は井岡一翔、寺地拳四朗らも活躍。2024年の戦いからも目が離せない。
(THE ANSWER編集部)