井上尚弥と「誰か競り合えるか?答えはNO」 米全国紙が絶賛、タパレスは「22人と同じ運命辿る」
12月にボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)。マーロン・タパレス(フィリピン)を10回KOで下し、7月の同級初戦からわずか5か月で4本のベルトを手にした。米全国紙「USAトゥデー」のボクシング専門サイト「ボクシング・ジャンキー」は「誰かナオヤ・イノウエと競り合うことができるか? その質問の答えは『ノー』のようだ」と絶賛している。
井上尚弥がSバンタム級4団体統一
12月にボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)。マーロン・タパレス(フィリピン)を10回KOで下し、7月の同級初戦からわずか5か月で4本のベルトを手にした。米全国紙「USAトゥデー」のボクシング専門サイト「ボクシング・ジャンキー」は「誰かナオヤ・イノウエと競り合うことができるか? その質問の答えは『ノー』のようだ」と絶賛している。
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堅いディフェンスのタパレスを沈めた井上。7月にはスティーブン・フルトン(米国)を8回TKOで下しており、スーパーバンタム級のベルト4本を手にした。米スポーツ専門局「ESPN」の年間最優秀ボクサーに選出されるなど、高い評価を得ている。
「ボクシング・ジャンキー」も月間最優秀ボクサーとして注目。「ナオヤ・イノウエが変わらず“モンスター”のように戦い続ける」と見出しを打った記事の中で「タパレスは他の対戦相手よりも多くの抵抗をこの日本人スターに示したが、3人を除く他の全員と同じ運命を辿った」と26戦26勝(23KO)の井上に、タパレスも耐えきれなかったと伝えた。
昨年12月にはバンタム級で4団体統一を果たしており、これでテレンス・クロフォード(米国)に続く史上2人目の2階級4団体統一となった。記事では「イノウエは、世界最高のボクサーである証拠を積み上げ続けているが、ボクシング・ジャンキーのパウンド・フォー・パウンド(PFP)リストではクロフォードに次ぐ2位となっている」と独自のランキング順位を紹介している。
全17階級あるボクサーの実力を比較し、体重差がなかった場合の最強選手をランキング化したPFP。現状はクロフォードに次ぐ2位に位置づけている同メディアは「彼(井上)は30歳でスローダウンする様子を見せない。全てが終わる前には、彼の前にさらなる数多くの称賛(もしかするとPFP1位?)がやってくると私たちは感じている」と称賛した。
(THE ANSWER編集部)