大坂の存在がアスリート界の男女の序列を変えるかも

　テニスの全米オープンを制した世界ランク8位の大坂なおみ（日清食品）。日本人史上初の4大大会シングルス優勝を飾った20歳には世界中から大きな注目が集まった。全米オープン優勝直後には日産自動車とブランドアドバイザー契約を結ぶなど、ビジネス界でも注目を集めている大坂を英紙が特集。女子アスリートの価値を高める存在になるだろうと期待をかけている。

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　全米オープンで快挙を成し遂げた大坂。凱旋優勝を目指した「東レ　パンパシフィック・オープン」は決勝で敗れ、連勝は10でストップしたが、今やテニス界の寵児として脚光を浴び続けている。ビジネス的にも注目を集める20歳を英紙「ガーディアン」が特集している。

　元女子プロゴルファーで現在はコラムニストのアニヤ・アルバレス氏が「ナオミ・オオサカのアディダスの850万ドル（約9億5700万円）の契約は、女性アスリートの在り方を示す」と題したコラムを掲載している。

「フォーブスが100人の価値が高い選手リストを発表した。その中に女子個人のアスリートが含まれていないことは驚きだった。あのセリーナ・ウィリアムズでさえ、プレーしてない時期でも入っていたことがあった。多くの男子アスリートが上位に名を連ねている」