先輩・井上尚弥戦へ快勝で弾み 武居由樹2回KO「もっと精進」5回TKO平岡アンディは英語で宣戦布告
平岡も勝利
第5試合の平岡も続いた。開始1分過ぎ、右ジャブから右フックでダウンを先取。終了間際にはアッパーを入れた。しかし、2回に右フックを空振りして体勢を崩した直後、相手の右フックを被弾。ふらつき、ヒヤリとさせた。3回以降は持ち直して攻勢に。4回はロープ際で連打を浴びせた。決着は5回1分過ぎ。強烈な左右のフックを着弾させたところでレフェリーストップがかかった。
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リング上でマイクを握ると、「英語で1つ言いたいことがある」と切り出し、「Any champion at 140, I’m coming for you(スーパーライト級のチャンピオンたち、待ってろよ)!」と宣戦布告。会見では「世界が注目する統一戦なので、英語で発信できればと」と意図を明かした。
自己評価は100点満点中65点。「練習でやってきたことはできた」としつつ、「まだ自分としては世界チャンピオンになれていない。到達するまでは自分に厳しくいきたい」と先を見据えた。
27歳の平岡はIBF世界スーパーライト級10位。2013年12月のプロデビューから22勝(17KO)で無敗をキープしてきた。昨年12月に井上がバンタム級4団体統一を果たした際も前座で8回TKO勝ちし、今回が1年ぶりの試合。9戦連続でKO勝利を決めた。
先輩のWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上は、メインイベントでWBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)と対戦。勝てば男子では世界2人目の2階級4団体統一となる。
(THE ANSWER編集部)