ザギトワ、ネーベルホルン杯に急遽出場へ 予定の試合棄権、書類の不備で出国できず
フィギュアスケートの平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)が当初予定していたオンドレイネペラ杯(スロバキア)に書類上の不備で出国できなかったため出場できず、急遽、ネーベルホルン杯(ドイツ)に出場することになった。ロシアメディアが伝えている。
オンドレイネペラ杯出場できず、ザギトワの父「何の情報もない」
フィギュアスケートの平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)が当初予定していたオンドレイネペラ杯(スロバキア)に書類上の不備で出国できなかったため出場できず、急遽、ネーベルホルン杯(ドイツ)に出場することになった。ロシアメディアが伝えている。
ロシアメディア「newspaper.ru」によると、ザギトワは渡航に関する書類上の不備により出国できず、予定していたオンドレイネペラ杯の出場を見送り、急遽、ネーベルホルン杯にエントリーすることになったという。また、ロシアメディア「sports.ru」では今回のアクシデントに関し、ザギトワの父のコメントも紹介している。
「(書類上の)渡航に関する許可が得られなかった理由が我々両親から来ているって? それはとてもおかしな話だ。正直言って私はそれに関しては知らない。私たちは必要な書類を用意して、すべて問題はなかった。今は詳しく何も言えない、なぜなら何も情報がないからだ」
このように話し、寝耳に水の出来事だったようだ。ネーベルホルン杯では日本から三原舞依、本田真凜らもエントリーしており、優勝を争うことになる。9日にモスクワで行われたロシア代表の「テスト演技会」の後には、ザギトワは「newspaper.ru」に対し、こう語っていたという。
「幸せを感じる時間は過ぎました。私は五輪で金メダルを獲った後、考えました、『本当にこれ(金メダル)は全部私がやったことなのか』と。新しいシーズンを五輪女王として迎えるのはより難しいことです。なぜならそれはとても大きな責任だからです。私は精神的に強くなったと感じます」
新たなシーズンの船出はよもやの形で舞台は変わったが、気を取り直して、五輪女王として新シーズンの第一歩を記す。
(THE ANSWER編集部)