錦織、2年ぶりVあと2勝 死闘4強にATP賛辞「トップ5の頃の調子取り戻しつつある」
男子テニスのモゼール・オープンは21日、シングルス準々決勝で世界ランク12位の錦織圭(日清食品)が同31位のニコロズ・バシラシビリ(ジョージア)を6-3、4-6、6-4で破り、準決勝進出。2年ぶりのツアー優勝まであと2勝に迫った日本のエースをATP公式サイトは「トップ5の頃の調子を取り戻しつつある」と賛辞を送っている。
モゼール・オープン4強、本人も安堵「簡単なゲームではなかった」
男子テニスのモゼール・オープンは21日、シングルス準々決勝で世界ランク12位の錦織圭(日清食品)が同31位のニコロズ・バシラシビリ(ジョージア)を6-3、4-6、6-4で破り、準決勝進出。2年ぶりのツアー優勝まであと2勝に迫った日本のエースをATP公式サイトは「トップ5の頃の調子を取り戻しつつある」と賛辞を送っている。
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苦しみながら、優勝にあと2勝と迫った。フルセットとなりながらも、しっかりと勝ち切った錦織。ATP公式サイトは「ニシコリ、2016年以来の優勝に前進」と見出しを打ち、2年ぶりのツアー優勝に迫ったことをレポートしている。
記事では4月に世界ランク39位まで落としたが、全米オープン4強で復活の兆しを見せたことを記述。「トップ5に入っていた頃の調子を取り戻しつつある」と世界最高4位の錦織が着実に復調していると評価している。
また、本人のコメントも紹介。「今日の試合はなかなかタフだったけど、なんとか勝って準決勝に進めたので良かった」と安堵した錦織は「第1セットはほぼ完璧な内容だと感じていたけど、第2セットに彼が調子を上げてきたので、タフな展開になった。第3セットでも3-1とされたので、もう一度集中して、自信を取り戻そうとした。それが上手くいき、ゲームセットに持ち込むことができた。簡単なゲームではなかった」と粘り強く勝利をもぎ取ったことを振り返っている。
全米オープンを制した女子の大坂なおみ(日清食品)とともに日本テニス界を牽引する錦織。着実に完全復活の階段を上がっている。
(THE ANSWER編集部)