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阿部一二三&詩、“最強の兄妹V”を海外絶賛「疑いなく阿部兄妹のための一日だ」

柔道の世界選手権(アゼルバイジャン)は21日、女子52キロ級で18歳の阿部詩(夙川学院高)が初優勝。続いて登場した男子66キロ級では兄の阿部一二三(日体大)が2連覇を達成し、日本初の男女兄妹同時Vを達成した。最強兄妹の快挙に対し、海外の元世界王者、メディアから「2人とも最高のテクニシャンと証明」「疑いなく阿部兄妹のための一日だ」と絶賛が相次いでいる。

阿部一二三【写真:Getty Images】
阿部一二三【写真:Getty Images】

兄妹同時Vに元世界王者、海外メディアも賛辞「ウタはアメージング」「ヒフミは柔道家の手本」

 柔道の世界選手権(アゼルバイジャン)は21日、女子52キロ級で18歳の阿部詩(夙川学院高)が初優勝。続いて登場した男子66キロ級では兄の阿部一二三(日体大)が2連覇を達成し、日本初の男女兄妹同時Vを達成した。最強兄妹の快挙に対し、海外の元世界王者、メディアから「2人とも最高のテクニシャンと証明」「疑いなく阿部兄妹のための一日だ」と絶賛が相次いでいる。


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 日本が誇る最強兄妹が世界の頂点に輝いた。国際柔道連盟公式サイトは、80年モスクワ、84年ロサンゼルスと五輪で銀メダル2個を獲得し、元世界王者でもあるニール・アダムス氏(英国)の解説を掲載し、「ヒフミがすでに世界の舞台で結果を残している存在である一方、ウタはチャンピオンとしての素養が備わっているか、証明する必要があった」とレポートしている。

 アダムス氏は「こんな素晴らしい日に関して、何を話したらいいんだ? 阿部兄妹は両者ともに間違いなく最高のテクニシャンであることを証明してみせた。今後数日は阿部兄妹の話が多く出てくるだろうが、彼らが素晴らしいチャンピオンとなり得たのは、正確性が備わっていたからだ、という点を私は強調しておきたい」と舌を巻いている。

 詩について「決勝でのウタ・アベによる内股を振り返った時、これは今大会ここまででや世界選手権の決勝において、最もアメージングな投げ技であると言わざるを得ない」とし、一方で一二三についても「もう一つのキーポイントは順応することの大切さであり、ヒフミ・アベは全ての柔道家が手本とするべき完璧な例であった」と賛辞を送っている。

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