大坂、勝てば元世界1位と激突へ 16年全米準Vプリスコバが決勝進出「全て注ぎ込む」
女子テニスの「東レ パンパシフィックオープン」は22日、シングルス準決勝第1試合で世界ランク8位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)が同45位のドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2、4-6、6-3で破り、決勝進出。第2試合に登場する同7位の大坂なおみ(日清食品)は同37位のカミラ・ジョルジ(イタリア)に勝てば、元世界1位の強敵と激突する。
準決第1試合で世界8位プリスコバが完勝、大坂との過去対戦はなし
女子テニスの「東レ パンパシフィックオープン」は22日、シングルス準決勝第1試合で世界ランク8位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)が同45位のドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2、4-6、6-3で破り、決勝進出。第2試合に登場する同7位の大坂なおみ(日清食品)は同37位のカミラ・ジョルジ(イタリア)に勝てば、元世界1位の強敵と激突する。
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プリスコバは立ち上がりの第1ゲームでいきなりブレークすると、一気に4ゲーム連取。終始、試合を優位に進め、第1セットを6-2でモノにした。第2セットは相手の鋭い出足と粘りに屈し、4-6で落としたが、第3セットは第3ゲームでブレークに成功。そのまま優勢を保って押し切った。
2時間4分の接戦を制したプリスコバは「私としては調子もどんどん上がっていた。もちろん、相手も強くなっているからタフな試合は想定していたけど、できれば2時間かからず終わらせたかった」と苦笑い。決勝に向けては「一番大変な試合になる。すべてを注ぎ込んで楽しみたい。日本では初めての決勝になるので楽しみながら集中したい」と意気込んだ。
プリスコバはチェコ出身の26歳。186センチの長身を誇り、強烈なフォアハンドを武器とする。16年全米オープンで準優勝。17年には全仏オープン4強入りし、世界ランク1位に立った経験もある。大坂はこの後、第2試合で行われるジョルジ戦に勝てば、初優勝をかけてプリスコバと対戦する。過去の対戦はないが、強敵であることは間違いない。
(THE ANSWER編集部)