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井上尚弥戦、ネリ生観戦は真偽不明 海外報道に主催の大橋会長「知らない。招待もしてない」

ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)が15日、26日に行われるWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦(東京・有明アリーナ)に向け、神奈川・横浜市内の所属ジムで練習を公開した。海外メディアには元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)が生観戦のため来日すると報じられたが、井上陣営の大橋秀行会長は真偽不明とした。

公開練習前に取材に応える大橋秀行会長、井上尚弥、井上の父・真吾トレーナー(左から)【写真:浜田洋平】
公開練習前に取材に応える大橋秀行会長、井上尚弥、井上の父・真吾トレーナー(左から)【写真:浜田洋平】

ネリはSNSで来日示唆「BIG NEWS」

 ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)が15日、26日に行われるWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦(東京・有明アリーナ)に向け、神奈川・横浜市内の所属ジムで練習を公開した。海外メディアには元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)が生観戦のため来日すると報じられたが、井上陣営の大橋秀行会長は真偽不明とした。

 ネリはWBC世界スーパーバンタム級1位につけ、WBCからも指名挑戦者に挙げられたばかり。WBC内では井上への挑戦者として第1候補となった。海外メディアは井上―タパレス戦を視察すると報道。しかし、大橋会長は「知らないです。報道は見ましたが、聞いていません」と明かし、主催者として招待する予定も「ないです」と語った。

 井上が4団体統一をすれば、WBC以外の3団体の意向も考慮する必要があるため、来年の対戦相手は未定だ。一方、ネリは日本時間15日にX(旧ツイッター)を更新。「BIG NEWS」とつづり、「SOON」と日の丸の絵文字を添えて来日を示唆している。

 ネリは2017年8月にWBC世界バンタム級王者・山中慎介から王座奪取。しかし、その後の薬物検査で陽性反応を示した。意図的摂取ではないとされ、18年3月に山中と再戦。今度は前日計量で体重超過を犯し、王座を剥奪された末に勝利を収めていた。

 日本ボクシングコミッションは日本での無期限活動停止処分を課し、現在も日本で試合ができない状態。しかし、海外で復帰したネリは20年9月にスーパーバンタム級で世界2階級制覇を達成した。21年5月の統一戦で敗れたが、再起後は4連勝。井上との対戦を叶えるため、再三挑発を繰り返してきた。

(THE ANSWER編集部)


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