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井岡一翔に「リベンジもしたい」 完敗から蘇った田中恒成が世界戦へ「4階級制覇して4団体統一する」

ボクシング興行「Prime Video presents Live Boxing」の第6弾と第7弾の概要が14日、都内の会見で発表された。第6弾は1月23日にエディオンアリーナ大阪で、第7弾は2月24日に東京・両国国技館で開催。第7弾ではWBO世界スーパーフライ級王座決定戦が行われ、同級1位・田中恒成(畑中)が同級2位クリスチャン・バカセグア(メキシコ)と対戦。両興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。戦績は28歳の田中が19勝(11KO)1敗、26歳のバカセグアが22勝(9KO)4敗2分け。

都内の会見に出席し、決意を込めたコメントをする田中恒成【写真:徳原隆元】
都内の会見に出席し、決意を込めたコメントをする田中恒成【写真:徳原隆元】

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 ボクシング興行「Prime Video presents Live Boxing」の第6弾と第7弾の概要が14日、都内の会見で発表された。第6弾は1月23日にエディオンアリーナ大阪で、第7弾は2月24日に東京・両国国技館で開催。第7弾ではWBO世界スーパーフライ級王座決定戦が行われ、同級1位・田中恒成(畑中)が同級2位クリスチャン・バカセグア(メキシコ)と対戦。両興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。戦績は28歳の田中が19勝(11KO)1敗、26歳のバカセグアが22勝(9KO)4敗2分け。

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 負けの重みを知る男は強くなって帰ってきた。田中は会見に出席。決意を込めた。

「ちゃんとここまでたどり着けたなという思いです。これまでの人生で一番大きなチャンスだった試合に勝てず、自信を失ったり、諦めそうになったり、逃げそうになった時もありましたけど、自分と向き合って、ボクシングから逃げずに立ち上がって来られたなという思いです。3年前に成し遂げられなかった4階級制覇。今回は成長したボクシングを皆さんに見せつつ、KOで成し遂げたい」

 2020年大晦日。同級王者・井岡一翔(志成)に8回TKO負けを喫した。ダウンを2度奪われた後、みたび左フックを合わせられ、よろけたところでレフェリーに止められた。完敗、しかもプロ12戦目で初黒星。アマチュア時代から名を馳せ、プロでも世界最速タイ12戦目での3階級制覇などエリート街道を走ってきただけにショックは大きかった。

「引退はすぐにするとは思ってはいなかったんですけど、思い描いていた将来じゃない。今後は厳しいのかなって。少し諦めというものはありました。ただ、やっぱりまだまだボクシングをやりたいし、ボクシングが好きだなっていう気持ちはやっぱりあって」

 1年後に再起。石田匠に10回判定勝ちしたが、不甲斐ない内容だと痛感した。「いや、このままじゃダメだろ」。自分自身に喝を入れ、「やるなら本気で。もっと一生懸命頑張らなきゃって。その中途半端な自分も嫌だったので、少なからずそこでスイッチが入った」。井岡戦以降はディフェンスを強化。ようやく形になり、「楽しくなっていきました」と回顧する。

「多少のことでは精神的に揺れない自分ができてきたと思います」

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