山本由伸には「3億ドルを超えるだろう」と評価

　米大リーグ・ドジャースに加入することが決まった大谷翔平投手。総額7億ドル（約1014億円）ともされる巨額契約が決まり、次なる注目は山本由伸投手の契約に移った。そんな中、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」の看板記者は「個人的に、彼はヤマモト以上の投手」とそれ以上の逸材だと注目する日本人投手の存在を明かした。

　米ストリーミングサービス「Rokuチャンネル」の番組「ザ・リッチ・エイゼン・ショー」のYouTubeチャンネルに出演したのは、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」の看板記者トム・バードゥッチ氏。山本については「今ではそれ（契約金）は3億ドルを超えるだろう」「文字通りメジャーの半分（15）の球団が彼と契約したがっている」などと争奪戦を伝えた。

　バードゥッチ記者は「ドジャースはオオタニに、ヤマモトについて聞いたようだ。すると彼（大谷）は、契約するべきだ、という感じだったようだ」とも言及。「ヤマモトは大型契約を結ぶだろう」と予想しているが、個人的にもっと注目している日本人投手がいるようだ。

　それは佐々木朗希投手（ロッテ）。米国では、将来的なメジャー挑戦を期待する声も多い。「もし彼がポスティングしたら、個人的には彼はヤマモト以上の投手だと思う。球速も速いし三振の奪える投手だ。もちろんヤマモトは素晴らしい投手だけどね」と、160キロを超える速球と鋭い変化球を駆使する若き剛腕を絶賛していた。