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大坂なおみ、凱旋初戦わずか59分で完勝! 五輪金メダリスト級の報奨金もゲット

テニスの「東レ パンパシフィックオープン」(アリーナ立川立飛)は19日、シングルス2回戦を行い、全米オープンを制した世界ランク7位で第3シードの大坂なおみ(日清食品)は同30位で2014年の全豪準Vのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)と対戦。6-2、6-1でストレート勝ち。わずか59分で準々決勝進出を決めた。試合後には全米オープンVによる報奨金の贈呈式が行われ、日本テニス協会から800万円が贈られた。協会から贈られる額としては五輪の金メダリスト級だという。

大坂なおみ【写真:荒川祐史】
大坂なおみ【写真:荒川祐史】

チケット完売、超満員のギャラリーの期待に応える

 テニスの「東レ パンパシフィックオープン」(アリーナ立川立飛)は19日、シングルス2回戦を行い、全米オープンを制した世界ランク7位で第3シードの大坂なおみ(日清食品)は同30位で2014年の全豪準Vのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)と対戦。6-2、6-1でストレート勝ち。わずか59分で準々決勝進出を決めた。試合後には全米オープンVによる報奨金の贈呈式が行われ、日本テニス協会から800万円が贈られた。協会から贈られる額としては五輪の金メダリスト級だという。

 大坂は憧れのセリーナ・ウイリアムズ(米国)を破った全米オープン決勝以来、10日ぶりの実戦。優勝後は現地メディアに引っ張りだこ。13日に帰国した後も凱旋会見やスポンサー契約など多忙を極めたが、疲れは見せず、大相撲秋場所を観戦するなど日本を満喫。16日の会見ではリラックスした表情を見せていた。

“世界のナオミ”見たさにチケットは完売。勝利を期待する超満員のギャラリーの中での一戦は、第1セットの第1ゲームでいきなりブレークに成功。会場は拍手に包まれた。第2ゲームも強烈なサービスエースを決めてキープ。第3ゲームも2度のデュースから最後は見事なダウンザラインを決めて連続でブレークした。第1セットは6-2で先取。まずは好スタートを切った。

 第2セットも大坂の勢いは止まらない。第1ゲームはキープされたが、第2ゲームはパワフルなサービスエースを立て続けに決めてキープ。そして第3ゲームでブレークに成功し、このセットも優位に進める。第5ゲームも大坂の力強いリターンが決まり連続でブレークポイントを奪った。結局危なげなく勝ちきった。試合時間はわずか59分だった。

 コート上でのインタビューで大坂は「こんばんは」と日本語で一言。大歓声を浴びた。「とても彼女はいい選手で難しかったが勝てて嬉しいです」と試合を振り返り、なんと呼ばれたいかという質問には「ん~ナオミちゃんがいい」とまた日本語で答えると、会場は大いに沸いた。

 さらには会場からは凱旋を称える大きな拍手が降り注ぎ、「ちょっと恥ずかしい」と照れていた。

 21日に行われる準々決勝では世界ランク27位のアネット・コンタベイト(エストニア)と同25位のバルボラ・ストリコバ(チェコ)の勝者と当たる。

(THE ANSWER編集部)


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