161キロでもこんなに曲がる 怪物右腕の衝撃シンカーに米愕然「人間なら打てないね」
米大リーグで剛腕として今季ブレイクしたカージナルスのジョーダン・ヒックスが持ち前の100マイル(約161キロ)の超高速シンカーで空振り三振を奪取。その瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンは「人間であるならこれは打てないね」「待って、これって何?」「不気味すぎるピッチング」と度肝を抜かれている。
ヒックスが代名詞の超高速シンカーで空振り三振、MLB公式「バカげてる」
米大リーグで剛腕として今季ブレイクしたカージナルスのジョーダン・ヒックスが持ち前の100マイル(約161キロ)の超高速シンカーで空振り三振を奪取。その瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンは「人間であるならこれは打てないね」「待って、これって何?」「不気味すぎるピッチング」と度肝を抜かれている。
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変化球とはいったい何なのか。160キロを超えるシンカー。非常識を常識に変えた剛腕がこの日も魅せた。18日(日本時間19日)のブレーブス戦、2-1とリードした7回にヒックスは登板すると、先頭打者からエンジン全開となった。
2番の左打者アルビースを簡単に2球で追い込んだヒックス。すると、力強く腕を振って投じた剛速球は外角低めのストライクゾーンへ。三振は避けたい打者も当然打ちにかかる。しかし――。打者の手元で剛速球が変化。急激に打者から逃げるようにしながら沈んで落ちた。バットとボールは20センチは離れていようかというくらい、無残にバットは空を切った。
これなら仕方ないと思ったのだろう。アルビースも悔しがる素振りを見せず、淡々とした表情。マウンド上のヒックスも顔色一つ変えることなく、クールに振る舞っていた。ただ、MLB公式ツイッターが「バカげてる」と最大級の敬意をもって動画付きで伝えると、目の当たりにした米ファンは愕然とした様子。コメントが相次いでいる。