セリーナ騒動にフェデラーが初言及「明らかに過ちがあった」 検証の必要性を訴える
セリーナ、審判に対して公平な視点「今回のケースは性差別ではないと願う」
コーチング違反を取られたセリーナは試合後、会見で男子ツアーなら警告は取られないという性差別を主張した。だが、フェデラーは指導の違反を多く取る審判もいるとし、選手側も審判の傾向に応じた対策も必要であるとの考えを示している。
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「今回のケースは性差別ではないと願っているけど、実際に起こってしまったことには明らかに過ちが存在した。他の選択肢もあったと思う。それと同時に、彼ら(審判)は自分の仕事をしなければいけない。それこそ私たちが望んでいることなんだ」
フェデラーはこう話したといい、セリーナ、審判に対して公平な視点で、世界中が注目する頂上決戦で起こった騒動に「過ちがあった」と表現。さらに「扱いづらい問題だけど、この事例は研究対象としてすごく興味深いのではないか」とも話し、フェデラーはテニス界の今後にとっても大きな教訓にすべきと提言している。
フェデラー自身、若い時代はラケット破壊などの行動を起こすこともあったが、キャリアを積み、今や紳士的なプレーと振る舞いで尊敬を集めている。日本では大坂の動向に集まっているが、テニス界のレジェンドも発言するなど、世界では未だ今回の一連の騒動の関心は収まっていない様子だ。
(THE ANSWER編集部)