三原舞依「どれだけ痛かろうと諦めない」樋口新葉「3回転アクセル挑戦」 NHK杯前日会見で決意
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯が24日、大阪・東和薬品ラクタブドームで開幕する。23日には公式練習が行われ、その後に日本選手が大阪府内のホテルで会見。昨季のGPファイナル女王・三原舞依(シスメックス)は今季初戦となるが「NHK杯に出場できるのが何よりも嬉しい。緊張すると思う。落ち着いて、しっかり笑顔で滑り切れるように」と話した。
GPシリーズ第6戦・NHK杯が24日開幕
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯が24日、大阪・東和薬品ラクタブドームで開幕する。23日には公式練習が行われ、その後に日本選手が大阪府内のホテルで会見。昨季のGPファイナル女王・三原舞依(シスメックス)は今季初戦となるが「NHK杯に出場できるのが何よりも嬉しい。緊張すると思う。落ち着いて、しっかり笑顔で滑り切れるように」と話した。
三原は公式練習の曲かけはフリーの「ジュピター」を確認。中国杯に出場予定だったが、右足首の怪我のため欠場しており、これが今季初戦となる。「夏終わりくらいからちょっとずつ痛みが出てきていて、詳しくは言わないでおこうかなと思いますけど、中国杯直前に悪化してしまった」と明かした。
11月下旬にシーズン初戦を迎えるのは「スケートを10数年してきて、多分初めて」と不安もあるが、「試合でショートもフリーもお客様の前で滑れていない。ワクワクした気持ちが一番大きい。新しく作っていただいたプログラムを一つ一つ大切に滑られるようにしたい」と気持ちは前向き。「どれだけ痛かろうと、最後まで諦めず絶対頑張ることを頭に置いて、お客様の前で滑ることを楽しみたい」と決意を口にした。
樋口新葉は練習で3回転アクセルに何度も挑むなど、大技への意欲を見せた。本番に向けて「3回転アクセルは挑戦したい。練習でまだ下りられていないけれど、どんどん挑戦していけるように今大会から入れていきたい」と話した。「前回のフランス大会でショートもフリーも失敗があったので、ないように。スピン、ステップでプラスが取れるようにしたい」とも意気込んだ。
21歳の青木祐奈はGPシリーズ初出場。曲かけ練習はショートプログラム(SP)を確認し、連続ジャンプなどを安定して決めていた。「緊張すると思うけれど、のびのび自分らしい演技をしたい。自己ベストを出したいと思います」と目標を口にした。
(THE ANSWER編集部)