後半4回転3本 羽生結弦、海外メディアも称賛「SPより一層力強い演技見せた」
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(代々木第一体育館)2日目は21日、日本が合計81点として初日に続き、首位を守った。その原動力となったのは、男子シングルのフリーで1、2位を独占したエース・羽生結弦(ANA)と宇野昌磨(中京大)。海外メディアも“最強コンビ”の名前を挙げ「日本の順位を強固なものにした」と報道し、とりわけ羽生を高く評価している。
国別対抗、唯一200点台で宇野と1、2位独占、日本首位キープ「順位を強固にした」
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(代々木第一体育館)2日目は21日、日本が合計81点として初日に続き、首位を守った。その原動力となったのは、男子シングルのフリーで1、2位を独占したエース・羽生結弦(ANA)と宇野昌磨(中京大)。海外メディアも“最強コンビ”の名前を挙げ「日本の順位を強固なものにした」と報道し、とりわけ羽生を高く評価している。
羽生は後半に4回転を3本成功させるなど、積極的な滑りで200.49点をマーク。最終滑走で登場したSP1の宇野も198.49点で2位に入り、上位を日本勢で独占した。チーム得点も2人で23点を獲得し、一時3位に転落していた日本を再浮上させた。
米スケート専門メディア「icenetwork」は「チーム・ジャパンが世界国別対抗戦で一挙にリード」と伝え、2位のアメリカに3点差をつけた日本について言及。「ユヅル・ハニュウとショウマ・ウノは男子フリーで1、2位になり、日本の順位を強固なものにした」と男子シングル2人の貢献ぶりを称賛した。
記事では、主将を務めるアイスダンスの村元哉中が「結弦と昌磨に驚かされました。(三原)舞依と(樋口)新葉は(昨日の)ショートプログラムで自己ベストを記録しました。幸いにも、良い流れが続いています。優勝の可能性は高いと思います。だから、すごくワクワクしているんです」と話したことを紹介している。