日本は“5番手ペア”も強い! 「サクタカ」初戦突破、次戦で世界選手権銅ペアに挑戦
日本のバドミントン女子ダブルスは、どこまで強いのか。5番手ペアも猛アピールだ。バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2018」は12日に男女ダブルスの1回戦を行い、女子ダブルスの櫻本絢子、高畑祐紀子組(ヨネックス)は、世界ランク11位のインドネシアペアを2-1(21-13、15-21、21-11)で破って2回戦進出を決めた。
層の厚い日本勢、5番手の「サクタカ」ペアも存在感
日本のバドミントン女子ダブルスは、どこまで強いのか。5番手ペアも猛アピールだ。バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2018」は12日に男女ダブルスの1回戦を行い、女子ダブルスの櫻本絢子、高畑祐紀子組(ヨネックス)は、世界ランク11位のインドネシアペアを2-1(21-13、15-21、21-11)で破って2回戦進出を決めた。
左利きの櫻本が後衛から強打とネット前に落とすカットを打ち分け、前衛の高畑もネット前から相手を揺さぶり、好機を決めるペアだ。試合中は、高畑が後方に下げられる展開を強いられて苦戦する場面もあったが、最後は力強く勝ち切った。
日本の女子ダブルスと言えば、2016年リオデジャネイロ五輪で日本勢初の金メダルを獲得した高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)を筆頭に、日本代表勢が各大会で活躍し、世界ランクの上位に君臨している。8月の世界選手権も4番手の松本麻佑、永原和可那組(北都銀行)が初優勝するなど、層の厚さを見せている。
その中で、世界ランク1ケタの4組を猛追しているのが、櫻本と高畑だ。2人は日本B代表で、A代表よりも格付けの低い大会が主戦場だが、2月のスイスオープン、5月のニュージーランドオープン、オーストラリアオープン、6月のカナダオープン、7月のシンガポールオープン、秋田マスターズと優勝を重ねてポイントを稼ぎ、最新の世界ランクでは10位につけている。