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八村塁に迫る「最高」と「最悪」のシナリオ 命運握る数字を米メディア指摘「彼の可能性を見ている」

米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁は今月24日(日本時間25日)に開幕する新シーズンに向けて順調に調整を進めている。15日(同16日)に行われたナゲッツとのプレシーズンマッチ(PSM)で八村は16分52秒のプレー時間で8得点、2リバウンドの活躍。周囲との連係も向上を見せており、期待は高まっている。そんな中、八村の今季を占った米メディアは「最良のシナリオ」と「最悪のシナリオ」の両方を並べたうえで、「ハチムラには彼の役割でスターになるチャンスがある」と報じている。

レイカーズの八村塁【写真:ロイター】
レイカーズの八村塁【写真:ロイター】

レイカーズの今シーズンは現地24日に開幕

 米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁は今月24日(日本時間25日)に開幕する新シーズンに向けて順調に調整を進めている。15日(同16日)に行われたナゲッツとのプレシーズンマッチ(PSM)で八村は16分52秒のプレー時間で8得点、2リバウンドの活躍。周囲との連係も向上を見せており、期待は高まっている。そんな中、八村の今季を占った米メディアは「最良のシナリオ」と「最悪のシナリオ」の両方を並べたうえで、「ハチムラには彼の役割でスターになるチャンスがある」と報じている。

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 昨シーズン途中からレイカーズに移籍加入し、今季に向けてはチームの大黒柱の“キング”レブロン・ジェームズと付きっ切りで練習を行うなど、準備を重ねてきた八村。7日(日本時間8日)から始まったプレシーズンマッチでは5試合すべてに出場し、1試合平均12得点と結果を残している。

 米メディア「SB Nation」は「ハチムラはブレイクアウトシーズンを迎える準備ができているか?」との見出しで今季の八村について特集。「ハチムラはレイカーズで最初のフルシーズンでどのような姿を見せるのだろうか?」と切り出した。

 その中で「最良のシナリオ」と「最悪のシナリオ」の2パターンを提示。「最良」については「もしすべてがハチムラのやり方でうまくいけば、彼はレイカーズで選手人生で最高に活躍する年を過ごすことになるだろう。レイカーズの最高のウィングの選択肢となり、スターターやクローザーとして25分以上プレーし、3ポイントの成功率を45%で、15得点、6.5リバウンドを記録するだろう」と具体的な数字を示した。その根拠として、レブロンらとの濃密な練習によるレベルアップを挙げている。

 一方、「最悪」については「3ポイントシュート成功率が30%未満に落ちていて、ディフェンスでの責任が大きすぎることに加え、スターターでもベンチの”スーパーサブ”でもなく、ローテーションの下にいる。ハチムラはすでにトレーニングキャンプ中にこれらの懸念のいくつかをメディアに対して話している」と本人が語った不安をもとにした内容。「こういうことはリーグに入ってからずっとやっていて、新しいことではないが、ディフェンス面でまだまだ改善しなければならない」などと語ったことに注目している。

 記事では「チーム内での彼の最も可能性の高い役割は何か?」という点について「良いニュースとして、私はハチムラの現在の軌道は、彼が選手人生で最高に活躍する年に向けて準備を整えていると思うということ。彼はオフシーズンに努力を重ね、ベストシーズンに匹敵するような数字を残してプレシーズンをスタートさせた」といい準備が出来ているという見方だ。

 そのうえで「ハチムラには彼の役割でスターになるチャンスがあるし、その役割は現時点ではチャンピオンシップチームの重要なスターターと同じくらい大きなものになりそうだ。レブロンやADと並ぶ完璧なウイングになるためには、ディフェンスでのミスを抑え、3ポイントシュートを好調にし、ミッドレンジでの刺客になる必要がある」と指摘。「私たちはみんな彼の可能性を見ている。今こそ彼がそれに到達するときだ」と期待の高さを記している。

(THE ANSWER編集部)


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