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魂のMGC大逃げを打った川内優輝に世界陸連も脚光「元ボストン覇者カワウチが41秒差のリーダーに」

陸上の2024年パリ五輪マラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着で行われ、4位に入った36歳・川内優輝は魂の大逃げで沸かせた。世界陸連公式サイトも、その走りにスポットライトを浴びせている。

男子マラソンで4位でゴールする川内優輝【写真:徳原隆元】
男子マラソンで4位でゴールする川内優輝【写真:徳原隆元】

世界陸連公式サイトも言及

 陸上の2024年パリ五輪マラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着で行われ、4位に入った36歳・川内優輝は魂の大逃げで沸かせた。世界陸連公式サイトも、その走りにスポットライトを浴びせている。

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 通算130回目のマラソンで号砲からいきなり飛び出した川内はハイペースを刻み、独走態勢でレースを展開。35キロで追いつかれたが、以降も集団で粘り、2時間8分57秒で優勝した小山直城、赤崎暁、大迫傑に次ぐ4位でゴールした。

 世界陸連公式サイトはMGCを振り返る記事の中で「元ボストンマラソン覇者のユウキ・カワウチが25キロ地点で41秒のリードを得て男子マラソンの序盤のリーダーとなった。30キロ地点で34秒差をつけたが他のランナーがペースを上げてきた」「カワウチは残り7キロ辺りで後続に吸収されるも後退はしなかった。残り5キロではカワウチ、コヤマ、オオサコ、アカサキの4人のみが生き残った」と粘りの走りに言及した。

 川内本人はレース後「ただ集団の中で、見えない位置で『川内走ってたのかな、走ってないのかな』というのはつまらない。しっかりといい見せ場というか自分の得意の走りをしたいなと思っていました」と語っていたが、見る者の胸を打つ42.195キロだった。

(THE ANSWER編集部)


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