大坂、復活ナオミ節で完全アウェーに理解「私が子供なら観衆とセリーナを応援したわ」
テニスの今季4大大会最終戦の全米オープンで優勝した大坂なおみ(日清食品)が快挙から一夜明け、公式イベントに登場。セリーナ・ウィリアムズ(米国)との決勝は大荒れの試合展開もあり、表彰式では涙を流す場面もあったが、この日は華麗にドレスアップして笑顔とともに天真爛漫なナオミ節も復活している。英地元紙「ガーディアン」が特集している。
涙の夜から一夜明けで笑顔、公式行事で心境吐露「まだこれが現実とは実感できない」
テニスの今季4大大会最終戦の全米オープンで優勝した大坂なおみ(日清食品)が快挙から一夜明け、公式イベントに登場。セリーナ・ウィリアムズ(米国)との決勝は大荒れの試合展開もあり、表彰式では涙を流す場面もあったが、この日は華麗にドレスアップして笑顔とともに天真爛漫なナオミ節も復活している。英地元紙「ガーディアン」が特集している。
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グランドスラム優勝者恒例のフォトセッション。コム・デ・ギャルソンの白いワンピースでキュートにドレスアップした大坂は優勝トロフィーを掲げながら笑顔を浮かべ、報道陣にこう語った。
「まだこれが現実とは実感できないの。今はすごく疲れている。オフでゆっくり休めたら、もっと幸せな気持ちが沸き起こってくると思うわ」
幼少時からの憧れだったセリーナとの頂上決戦では圧倒的な強さで女王を追い詰めた。一方、セリーナは主審への暴言などコート上で取り乱し、3度ペナルティを受けた。カルロス・ラモス主審を罵倒する声はマイクに拾われ、批判も巻き起こっている。
「アンパイアとセリーナについては何回も質問を受けたけれど、私は確かなことがわからなかった。それでも勝ったことは変わらない。だから自分は(タイトルに)カウントするわ」
こう話すと、ニコッと笑みを浮かべた。大阪生まれ、ニューヨーク育ちのコスモポリタンに頂上決戦で待ち受けていたのは完全アウェーの空気。「レッツ・ゴー・セリーナ」の大合唱も巻き起こったが、ナオミ節を炸裂させ、全く意に介すことはなかった。